「カブロボファンド」を買ってみた

マネックス証券が、先日に「カブロボファンド」(正式名称は「日本株ロボット運用投信」)の販売を開始しました。
試しに私も買ってみました。

一般の投資信託は、ファンドマネージャーが企業を訪問して調査を行うなどして、投資する銘柄や、売買するタイミングを判断しています。
これに対し、カブロボファンドは、カブロボ(コンピュータのプログラム)によって、投資する銘柄や売買タイミングを判断するのが特徴です。

これまでに、カブロボの優劣を決めるコンテストが継続的に行われています。
現在で約4,000体のカブロボが動作中だということです。
カブロボファンドでは、その中から4体ほどのロボットを選別して、運用の判断を行わせるということです。
また、ロボットは状況に応じて入れ替えも行われるそうです。

このファンドはまだ運用を開始したばかりで、継続的な運用成績がありません。
現時点では、基準価額は運用開始時点からほぼ±0の近辺で推移しています。

人間が投資判断を行うと、感情によるミスをしてしまうことがありがちです。
ロボットに従って運用する限りは、そのような「感情によるミス」はなくなります。
ただ、感情に従った結果、良い成績を得られることもあります。
また、ロボットが運用したからといって、その判断が絶対に正しいということもあり得ません。

長期的な運用結果がどうなるかが、非常に興味深いです。

なお、カブロボファンドは、マネックス証券でのみ販売されている投資信託です。
購入するには、マネックス証券の口座を開設する必要があります。