「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」の続編にあたり、PHP組み込みの関数や、独自の関数を作る方法などを解説します。
Kindle本で、定価400円です。
MT-Dispatchその後
先日、「MT4.26+MT-Dispatchプラグインでトラブル」という記事を書きました。
その後、MTOS-DEVメーリングリストで、プラグイン作者のところでも、こちらと同様の問題が起こっているというスレッドが立ちました。
まだ解決はしていませんが、原因らしきことは分かってきたようです。
プラグイン作者のReed A. Cartwright氏によると、「MT本体のChangeset 3466の修正が、MT-Dispatchプラグインの動作に影響しているのではないか」ということです。
また、バックグラウンドタスクの機能をオフにすれば、MT-Dispatchプラグインは動作するということです。
その後、Mark Carey氏によって、「Util.pmの1485行目付近に以下の赤字の行を追加すると良い」というハックが紹介されました。
ただ、こちらでテストした限りでは、この方法では問題は解決しませんでした。
・ ・ ・ sub start_background_task { my ($func) = @_; if (!launch_background_tasks()) { $func->(); } else { if ( my $driver = $MT::Object::DRIVER ) } MT::ObjectDriverFactory->cleanup(); $| = 1; # Flush open filehandles ・ ・ ・
とりあえず、バックグラウンドタスクの機能を使わないで、MT-Dispatchプラグインを使う設定にしてみました。
しばらくこれで運用してみようと思います。
何か不具合に遭遇した方は、この記事にコメントしてくださいますようお願いします。
もっとも、バックグラウンドタスクが使えないと、MT-Dispatchプラグインを使う意味が半減してしまいます。
問題が完全に解決されることを期待したいです。
2009年7月5日 11時追記
この記事を書いた直後に、MT-Dispatchプラグインのバージョン2.02が公開されました。
ただし、「MT4.26ではバックグラウンドタスクと併用できない」という条件付きです。