日経平均株価が一時9,000円割れ

今日の日経平均株価の終値は、9038.69円でした。
午前中に一時8997.94円を付け、9,000円台を割る場面がありました。

2009年1月以降の日経平均株価の動き

ここ数日で円高が1ドル=95円台まで進んだことや、神戸などで新型インフルエンザの感染が拡大したことを受けて、今日は株価が不振でした。
また、ゴールデンウィークを挟んで、アメリカの株価が上昇したのをきっかけに、日本も追従して株価が短期間で上昇していました。
その点からも、利益確定の売りが出やすい時期だったとも考えられます。

中でも、新型インフルエンザの拡大が心配なところです。
兵庫県や大阪府などで、多くの学校の休校する事態になっています。
また、神戸では三菱東京UFJ銀行の行員と、キヨスクの従業員に感染していたことが分かり、営業に影響が出ています。
さらに、関西方面への出張を控えたりする企業も出始めています。

この調子でいくと、東京近辺でも新型インフルエンザが広がるのは、時間の問題ではないかと思われます。
そうなると、経済への影響もより大きくなってくるでしょう。
今後の動向が心配です。