CSS Nite in Ginza, Vol. 29&忘年会

昨日、アップルストア銀座で、CSS Nite in Ginza, Vol. 29と忘年会が開催されました。
私も参加してきました。

銀座でのCSS Niteには参加したのは、今回が初めてでした。
銀座に行くこと自体が10年ぶりぐらいでした。

「伝わる文章で築く、ナイスなウェブコミュニケーション」

今回は、矢野りんさんによる「伝わる文章で築く、ナイスなウェブコミュニケーション」というお話でした。
「ウェブ」と入っていますが、ウェブに限らず、分かりやすい文章を書くための基本をお話しいただきました。
要約すると、ポイントは以下の5つです。

  • 主語と述語を離さない
  • 文章を長くしすぎない
  • 重要なところであいまいな表現をしない
  • 受動態をむやみに使わない
  • 否定文をむやみに使わない

上の5つのうち、最初の3つは普段から気を付けているつもりです。
しかし、最後の2つはあまり意識していませんでした。
これらの点を今後の執筆に役立てたいです。

忘年会

今回のCSS Niteは今年最後ということで、終了後に忘年会が開催されました。
70人近い方が参加され、大変盛り上がっていました。

中でも、スペシャルゲスト(?)の野田さんによる、債権回収の話が良かったです。
急激に不景気が進んでいますので、「取引先がいきなり倒産した」というような話は、今後身の回りで増えることでしょう。
「明日は我が身」と言って良い内容で、大変参考になりました。

1つツッコミ

矢野さんの話の中で、「二重否定を肯定に置き換える」という話題がありました。
この点に1つツッコミを入れさせていただきます。

「AであればBである」という命題があるときに、以下の3つの命題を考えます。

  • BであればAである
  • AでなければBでない
  • BでなければAでない

これら3つの命題を、それぞれ「逆」「裏」「対偶」と呼びます。

「AであればBである」という命題が成立する場合、その対偶の「BでなければAでない」は、必ず成立します。
しかし、逆の「BであればAである」や、裏の「AでなければBでない」は、成立するとは限りません。

例えば、「正方形であれば、四辺の長さは等しい」という命題は成立します。
しかし、この逆である「四辺の長さが等しければ、正方形である」という命題は成立しません(正方形だけでなく、ひし形も四辺の長さが等しいので)。

ここまでの話と同様に、「AでなければBでない」という命題があれば、対偶の「BであればAである」は成立します。
しかし、逆の「BでなければAでない」や、裏の「AであればBである」は、成立するとは限りません。
したがって、「AでなければBでない」という二重否定の文を肯定文に言い換えるなら、「BであればAである」にする必要があります。

矢野さんが作られた例題は、「HTMLの仕様を理解しない限り、コーディングの仕事はできない」という文章でした。
そして、この文を肯定文へ言い換えた例として、「HTMLの仕様を理解すれば、コーディングの仕事ができる」とおっしゃられていました。

ただ、HTMLの仕様を理解することは、コーディングの仕事をする上での条件の1つに過ぎません。
「CSSを理解している」「人脈がある」など、他にも条件は考えられます。

ここまでの話にそって、この例題を肯定文に置き換えるなら、「コーディングの仕事をするには、HTMLの仕様を理解する必要がある」とでもするのが妥当でしょう。

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