新刊「低成長時代の手堅く儲ける株投資の基本」

低成長時代の手堅く儲ける株投資の基本拙著新刊の「低成長時代の手堅く儲ける株投資の基本」が先日発売されました。

バブル崩壊以後、日本経済は低成長に陥っています。
株価は経済を映す鏡といわれますが、低成長を反映して、株価も上がったり下がったりで長期上昇しない状況が続いています。

かつては、株式投資と言えば、長期保有が基本とされていました。
しかし、低成長の中では、上で述べたように株価は上がったり下がったりして、長期的には横ばいになりがちです。
単純に長期保有すれば良いというものではなく、銘柄の選別や、売買タイミングの判断が重要になっています。

本書では、低成長時代に即した株式投資の基本的な考え方を解説しています。
銘柄のグループによる特性や、個々の銘柄の分析、景気循環等の市場全体の要因の分析、また株価の動きの分析などを解説しています。

リーマンブラザーズの破たん以降、株式市場は混迷を深めています。
ただ、最近の株価暴落の主な原因は、ヘッジファンドが顧客の解約に備えて持ち株をなりふり構わず売ったことだと言われています。
そのため、ファンダメンタル的に見ても、テクニカル的に見ても、株価が異常に安い銘柄が多数あります。

金融状況の悪化によって景気も悪化していますので、株価が本格的に反転上昇するのは、まだ当分先だと思います。
しかし、このような今の時期こそ、株式投資についてよく学んでおき、将来の投資に備えるべきだと言えます。

また、株価が急落する中で、「今が買い時だ」と思って、ネット証券に口座を開設する人が大幅に増えているということです。
このような、これから株式投資を始めようという方に、この本をぜひ読んでいただきたいです。