「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」が発売されました。
「WordPressで学ぶPHP」シリーズの第1巻で、WordPressを通してPHPを学んでいく本です。
この本では、PHPの基本となる変数と制御構造について解説します。
Kindle本で、定価500円です。
商品価格の下落
このところ、原油価格の下落が続いています。
9月12日には、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で一時的に1バレル=99.99ドルをつけ、100ドルを割る場面がありました。
2002年以降、原油価格はほぼ一貫して上昇してきました。
2002年には原油先物の価格は20ドル台でしたが、今年7月には高値で147ドル台まで上昇し、「200ドルまで上がる」といった声も出ていました。
しかし、この上昇が投機によるものであるという見方が強く、アメリカの議会や商品先物取引委員会で、ファンド等の監視を強めようという動きが出ました。
その後はファンド等の売りが膨らみ、わずか2ヶ月ほどで原油先物の価格は3分の2ほどに下落しました。
原油は特に値下がりが激しいですが、それ以外の商品も全般的に値下がり傾向になっています。
例えば、金は一時は1トロイオンス=1,000ドルを超えましたが、最近では700ドル台まで下落しています。
また、大豆や小麦といった食料品もピークから大幅に値下がりしています。
商品先物全般の指数であるCRB指数も、2008年7月をピークに大幅に下落しています。
投機筋が撤退し始めたことや、世界的な景気悪化で需要が減少し始めたことが、商品価格の下落の原因となっています。
商品の小売価格にはまだあまり影響が出ていませんが(ガソリンが値下がりし始めたぐらい)、今後は他の商品も値段が落ち着いてくると思われます。
現在の景気悪化の原因の一つは、言うまでもなくインフレが進んだことです。
そのインフレが沈静化すれば、景気悪化の原因が1つなくなります。
今後の商品価格の推移は、景気、そして株価に大きく影響しますので、注視すべきだと言えます。