「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
Firefox 3.1の「TraceMonkey」に期待
CNET Japanの記事によると、現在開発中の「Firefox 3.1」では、「TraceMonkey」という技術によって、JavaScriptが大幅に高速化されるそうです。
JavaScriptは、インタラクティブなWebページを作る上で、非常に重要なものです。
しかし、動作速度があまり速くないので、JavaScriptを多用したWebページは、どうしても動作が重くなってしまいます。
例えば、Movable Type 4.2の管理画面は、JavaScriptをふんだんに使っています。
そのため、管理画面の読み込みに時間がかかります。
JavaScriptは、Webページが読み込まれた時点でWebブラウザ(のJavaScriptエンジン)によって解釈され、実行されます。
この解釈に時間がかかるために、JavaScriptは遅くなります。
そこで、TraceMonkeyでは、JIT(Just In Time)コンパイル方式を取ります。
JITコンパイル方式では、スクリプトを実行しつつ、コンパイル(コンピュータにとってより理解しやすい形式に変換すること)を行います。
これによってJavaScriptの動作が高速化します。
TraceMonkeyはFirefox 3.1の開発者向け版にすでに実装されていて、今後出る予定のβ版にも搭載されるということです。
JavaScriptがどのぐらい速くなるか、非常に楽しみです。