「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
PerlでGoogle App Engine
Google App Engineは、大雑把に言うと、Googleのインフラを利用したレンタルWebアプリケーションサーバーです。
Googleのシステムやサービスを利用してWebアプリケーションを作ることができるのがメリットです。
このGoogle App Engineのプログラミングを、Perlでできるようにするプロジェクトが始まったそうです。
現状のGoogle App Engineでは、プログラム言語としてPythonを使うことが必要です。
しかし、Python以外のプログラム言語を使いたい人も多いです。
特に、日本ではPythonはあまりメジャーではありません。
Google App Engineに対する要望等のページを見ると、第1位~第4位までが、「プログラム可能な言語を増やして欲しい」というものです。
第1位がJava、第2位がPHP、第3位がRubyで、第4位がPerlとなっています。
このような中、Google社員のBrad Fitzpatrick氏が、個人的なプロジェクトとして、Google App EngineのプログラミングをPerlに対応させることを始めると発表しました。
Brad Fitzpatrick氏はブログシステムのLiveJournalを開発した人で、データベースをメモリにキャッシュする「memcached」の開発者としても知られています。
一時はSixApart(Movable Typeの会社)に在籍し、現在はGoogleの社員です。
Google App EngineのプログラミングをPerlでできるようになれば、私もぜひ使ってみたいです。
ただし、氏はGoogle App Engineの開発スタッフではなく、Google App EngineのPerl対応についてもGoogle App Engineチームが公式にサポートするものではないということです。