意外に粘る株価

今日の日経平均株価の終値は、前日比15.08円高の13,067.21円でした。

昨日のアメリカ市場で、ニューヨークダウが前日比で236.77ドル下落して11,147.44ドルで終わり、最近1年の終値での最安値を更新しました。
このため、今日の東京市場も出だしは悪く、日経平均株価は13,000円を割ってスタートしました。
しかし、その後は値を戻し、前日比プラスで推移して引けました。

前述したように、ニューヨークダウはここ1年の安値を更新するぐらい、値下がりしています。
一方、日経平均株価も下がってはいますが、今のところ今年の最安値より10%ほど高い水準にあります。

昨年夏から今年春の下落局面では世界的に株価が下落しましたが、特に日本株が叩き売られました。
しかし、その後は逆に日本株が比較的粘りを見せています。

現在の世界的な株安の原因は、金融不安とインフレです。
しかし、日本の金融機関はサブプライムローンによる影響が比較的少ないです。
このことが、日本株が比較的健闘している原因の1つだと思われます。

もっとも、世界的な株安がさらに続けば、日本株も影響を受けざるを得ないでしょう。
今後も株価の動向に注意が必要です。