Sigur Ros「残響」

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残響Sigur Rosのニューアルバム「残響」(原題「Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust」)がついに発売されました。

このアルバムの発売が発表された時に、アルバムの1曲目の「Gobbledigook」のプロモーションビデオが公開されました。
この曲は、プリミティブなリズムにアコースティックギターを乗せた作りで、これまでのSigur Rosとは明らかに違ったもので、インパクトが強かったです。
この曲を最初に聴いたときには、「今回のアルバムでは、どんなサウンドを聞かせてくれるのか」という期待感が高まったものでした。

このアルバムの前に、ミニアルバムの「HVARF-HEIM」や、DVDの「HEIMA」がリリースされています。
それらの中では、既存の曲をアコースティックギターやピアノだけでアレンジしなおす試みがなされていました。
今回のアルバムは、その流れを引き継ぎ、さらに昇華させたものになっています。

これまでのアルバムではエレキギターを主体にした音作りでしたが、今回はエレキギターはなりを潜め、アコースティック色が強くなりました。
ただ、音の作りは変化しましたが、Sigur Rosらしさは健在です。
Sigur Rosの音楽は「世界でもっとも美しいロック」と形容されていますが、今回のアルバムも今まで以上に美しいです。

このアルバムを引っさげてワールドツアーが行われますが、日本公演も以下の通り行われます。

  • 10月22日(水) 愛知芸術劇場大ホール
  • 10月24日(金) 大阪厚生年金会館
  • 10月26日(日) 東京国際フォーラム・ホールA

東京公演のチケットは7月12日10時に発売されます。
また、イープラスでは現在2次プレオーダーが行われています(7月6日まで)。