拙著「個人投資家は低位株で儲けなさい」が発売されました。
株価が安い「低位株」に投資する方法を解説しています。
自由国民社刊で、定価1,512円(消費税込み)です。
Coldplay「美しき生命」
Coldplayのニューアルバム「美しき生命」(原題:「Viva la Vida」)が発売されました。
2005年の「X&Y」以来、3年ぶりのアルバムです。
Coldplayは「21世紀でもっとも成功したロックバンド」と言える存在です。
デビューから3枚のアルバムを出していますが、いずれも大きなヒットになりました。
しかし、「最初から大成功したバンド」は、往々にして「自分で自分を乗り越える苦しみ」に陥るものです。
Coldplayも例外ではなく、前作の「X&Y」はそのような中で生まれたものだということです。
その前作がヒットしたことで苦しみから解放され、新たな挑戦ができるようになって、今回のアルバムが作られています。
実際、今回のアルバムは、これまでのColdplayとは一味違った雰囲気のものになっています。
根底には「Coldplay節」とでも言えるものが流れていますが、ピアノやシンセを控えめにして、ギターをより前面に出しています。
また、楽曲にさまざまな要素を取り入れ、全体的にバラエティが広がっています。
もっとも、これまでのColdplayのような楽曲のスケール感は、やや縮小した感があります。
どんなバンドでも、サウンドの方向性を変えると評価がばらつくものですが、Coldplayのこのアルバムも評価が分かれそうです。