「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」が発売されました。
「WordPressで学ぶPHP」シリーズの第1巻で、WordPressを通してPHPを学んでいく本です。
この本では、PHPの基本となる変数と制御構造について解説します。
Kindle本で、定価500円です。
メールフォームプラグインV2.0・その13(エラー判別の概要)
メールフォームプラグインV2.0では、フォームの入力内容や、メール送信に関して、各種のエラー判別を行うことができます。
今日はその概要を解説します。
1.判別可能なエラーの種類
メールフォームプラグインV2.0では、フォームでの入力について、以下のようなエラーを判別することができます。
- 未入力フィールドの判別
- チェック必須チェックボックスで、チェックがオンにされていないことの判別
- メールアドレスの形式が正しいかどうかの判別
- ユーザーにメールアドレスを2回入力させ、両者が一致しているかどうかを判別
また、メールの送信時に、以下のようなエラーを判別することができます。
- メール送信時のエラーの判別
- 自動返信メール送信時のエラーの判別
- メールの連続送信エラーの判別
- IPアドレスによる制限の判別
- スパムチェックに引っ掛かったかどうかの判別
2.エラーチェックを行うタイミング
標準の状態では、フォームで「送信」ボタンがクリックされたときに、前述のすべてのエラーを判別するようになっています。
一方、フォームで「確認」ボタンがクリックされたときには、フォームの入力内容のエラーの判別は行いません。
確認時にも、フォームの入力内容のエラーを判別するようにすることもできます。
それには、メールフォームの設定で、「フォームのチェック項目」の部分の「送信確認時にもエラーチェックする」のチェックをオンにします。
3.エラーメッセージの表示
エラーがあったときに、そのことを単に表示するだけであれば、「MTErrorMessage」というタグを使います。
送信エラーのテンプレートの中で、このタグを使うことができます。
また、送信確認時にもエラーを判別するように設定した場合は、送信確認のテンプレートでも、このタグを使うことができます。
送信確認のテンプレートでこのタグを使う場合は、以下のようにして、エラーメッセージがある時だけそれを表示するようにするとよいでしょう。
<p>入力内容に以下のエラーがあります。</p> <MTIfNonEmpty tag="ErrorMessage"> <blockquote><MTErrorMessage></blockquote> </MTIfNonEmpty>
なお、フィールドごとに細かくエラーメッセージを表示することもできます。
その方法は後日解説します。