RAIDにしていて良かった

昨日、パソコンで作業をしているときにハングアップが起こり、全く操作を受け付けない状態になりました。
どうやらハードディスクが壊れたようでした。

しかし、RAIDにしてあったおかげで、比較的スムーズに復旧することができました。

RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)は、複数台のハードディスクを組み合わせて、1台のハードディスクであるかのように扱う技術です。
また、複数台のハードディスクのうち、1台が故障してもデータを失わないようにするのが、RAIDの主な目的です。

RAIDにはいくつかの手法がありますが、最も簡単なのは、2台のハードディスクに同じデータを保存する方法です。
これを「RAID1」や「ミラーリング」と呼びます。
RAID1で2台のハードディスクのうちの1台が壊れた場合、その壊れた1台を新品に置き換えて、RAIDを再構成すれば、復旧することができます。
当方でも、RAID1を使っていて、2台のハードディスクのうちの1台が壊れたようでした。

ちょうど、昨日は忘年会で東京に行く用事があったので、急遽秋葉原に寄ってハードディスクを購入して、RAID1を組み直しました。
この記事を書いている時点では、すでにRAIDは復旧しています。

なお、RAIDは故障に対する備えにはなります。
しかし、操作ミスによってファイルを消してしまったような場合には、有効ではありません。
このような状況に備えるには、定期的にバックアップを行うことが必要です。