民主党の小沢代表が辞意

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10月30日と11月2日に、自民党の福田総理と民主党の小沢代表が党首会談を行いました。
その中で、福田総理から「大連立」の話が持ち出され、小沢代表はそれをその場では拒否せずに党に持ち帰りました。
しかし、この「党に持ち帰った」ということが、民主党内で「小沢氏は連立に参加するつもりなのではないか」という疑念を生み、混乱が起こりました。
その責任をとって、民主党の小沢代表が辞意を表明しました。

小沢代表が辞意を表明したことで、大連立の話はとりあえずは立ち消えになります。
しかし、これによって衆議院と参議院とのねじれ現象が続くことになります。
大連立の話が出たことで、政局がより複雑になるものと思われます。

サブプライムローン問題で株式市場が揺れています。
そこに政局の不安定さが加わると、さらに株式市場にとってマイナスです。
今後の政局の動きはよくチェックすることが必要だと思われます。