「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」の続編にあたり、PHP組み込みの関数や、独自の関数を作る方法などを解説します。
Kindle本で、定価400円です。
Serene Bach 3.0α版登場
Serene Bachは日本人が開発したブログツールで、利用者も比較的多いと思われます。
そのSerene Bachが久々にメジャーバージョンアップして、3.0になる予定です。
9月21日にそのα版がリリースされました。
これまでのSerene Bachは、データベースがなくても動作することや、他のブログツールに比べて比較的シンプルで分かりやすいといった特徴がありました。
ただ、データベースを使わないために、記事が多くなったブログでは、再構築が正常に進まなくなるなどの問題も出始めていました。
参考:Serene BachからMovable Typeへ移行したワケ(Dog*Walkキャバグロでゴー!)
そのため、Serene Bach 3.0では、MySQLとSQLiteの2つのデータベースに対応することになりました。
従来通りデータベースなしでも使うことができますが、データベースを利用した方が、パフォーマンスや安定性が上がることが期待できます。
ただし、このバージョンアップに伴って、データの互換性がなくなります(コンバータが提供される予定)。
また、プラグインの構造も変わるということです。
2.xでプラグインをいろいろと入れて使っている方は、3.0用のプラグインが出そろうのを待つことが必要になりそうです。
試しに、3.00α版を入手して、インストールしてみました。
現状のα版では、インストーラがなく、既存のSerene Bachからデータをコンバートする必要がありましたが、一応インストールすることはできました。
α版なので動作がまだ不完全なところもありますが、基本部分は一通り動作するようです。
↓テンプレート編集画面では、コードの色分け表示ができるようになっている
一時は、システムのシンプルさから、Movable TypeからSerene Bachにユーザーが流れたこともありました。
しかし、最近ではWordPressが台頭してきたことで、Serene Bachはやや影が薄くなった感があります。
Serene Bach 3.0でまた人気が出るのかどうか、注目したいところです。