民主党圧勝

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昨日(7月29日)に参議院選挙が行われ、民主党が60議席を獲得して圧勝しました。

今回の選挙では、年金問題や閣僚の失言など、自民党の度重なる失策によって、民主党が大躍進する結果となりました。
特に、29の1人区のうち、民主党が23を制したのが大きかったです。
1人区は地方に多く、これまでは自民党の有力な基盤だったところであり、そこで民主党が多くの議席を獲得したことが、今回の選挙を象徴しています。

こちら群馬県も1人区ですが、こちらでは自民党の山本一太氏が大差で当選しました。
知名度が高いことや、民主党の候補がいなかったこと(自民党以外は国民新党と共産党)、また群馬県は自民党の勢力が強いことが、山本氏の勝因だと思います。
もっとも、群馬県から比例選に立候補していた上野公成氏と尾身朝子氏は、得票が少なかったために落選し、明暗を分けました。

参議院では民主党が第1党になり、与野党が逆転することになります。
安部総理は続投を明言していますが、今の状況では政権の運営がかなり厳しいと言えます。
政治が不安定化すると、株式市場にも悪影響が出る恐れがありますので、注視していきたいところです。