ニューヨークダウ14,000ドル台に突入

ニューヨークダウ工業株30種平均は、アメリカの株式市場を代表する指標の1つです。
最近のアメリカ市場は好調で、ダウも上昇トレンドです。

取引時間中の14,000ドル台は7月17日に記録していましたが、終値では昨日初めて14,000ドル台に乗りました。

今年の2月末に、中国発の世界同時株安が起こり、そのときにはダウも一時下落しました。
しかし、2ヶ月ほどでその下落分を取り戻し、4月末には13,000ドル台に乗っていました。
その後もじわじわと値を上げて、昨日の14,000ドル台乗せに至りました。

現在のアメリカでは、企業業績は比較的堅調で、好決算を発表する企業も少なくありません。
昨日も、IBMが予想を上回る決算を発表したことなどから、ダウの上昇につながりました。

一方、日本の株価は、ここ2ヶ月ほどは足踏み状態が続いています。
日本も2月末に株価が急落して、その後は上昇してきましたが、最近はその2月末の株価水準をうろうろしています。
世界同時株安まではアメリカの株価に比較的連動した動きをしていましたが、それ以後は連動性がやや薄れています。

↓ニューヨークダウと日経平均株価の比較(2月末の株価下落時点を1としたもの)
ニューヨークダウと日経平均株価の比較(2月末の株価下落時点を1としたもの)

今日の日本市場も、アメリカの株高を受けて日経平均株価は上昇しました。
しかし、東証一部では値下がりした銘柄の方が多い状況でした。
銘柄選びが難しい状況がしばらく続きそうです。