Movable Type 4 βレビュー(その1・インストール)

昨日お伝えしたように、Movable Type 4が発表され、ベータテストも始まりました。
早速インストールしてみましたので、数日に分けて使用感等をレビューしてみたいと思います。
今日はインストールを取り上げます。

Movable Type 4のファイルをサーバーにアップロードし、アップロード先ディレクトリに書き込み可能のパーミッションを与えた後、「http://インストール先/mt.cgi」にアクセスすれば、インストールが始まります。
インストールはウィザード形式で行うことができます。
ここでは、クリーンインストールの手順を紹介します。

インストール開始時点では、以下ような表示になります。

インストール開始時点

まず、システムのチェックが行われます。

インストール開始時点

データベースの設定を行います。
現状のβでは、MySQLとSQLiteのみ選択できるようになっていました。

インストール開始時点

データベースに正常に接続できれば、以下の表示になります。

データベース接続完了

続いて、メール送信の設定を行います。

メール送信の設定

ここまでの設定が終わると、mt-config.cgiが作成されます。

mt-config.cgi作成完了

次に、最初のユーザーを作成します。

ユーザーの作成

最後に、データベースの初期化が行われます。

データベースの初期化

ここまでが終わると、ログインすることができます。
ログイン直後の表示は以下のようなものです。
これまでとはデザインがまったく変わってます。

ログイン直後のページ

ちなみに、ログインのページは以下のようになります。

ログインのページ

なお、現状のβ版では、メッセージが日本語化されていません。
従来のMovable Typeだと、MT_DIR/lib/MT/L10N/ja.pmが日本語メッセージの辞書になっていて、これに沿って英語から日本語への変換が行われていました。
MT4βにもこのファイルはありますが、辞書の中身が空になっています。
今後のβ版で改善されるものと思われます。