Virtual PC 2007でWindows Vistaを試す

Windows Vistaが登場して4ヶ月強が経過しました。
今のところはWindows XPをメインで使っていますが、そろそろVistaに入れ替えた方が良さそうです。

とりあえずはVirtual PC 2007を使ってWindows XP上でWindows Vistaをテストしています。

↓Windows XP上のVirtual PC 2007でWindows Vistaを動作させたところ
Windows XP上のVirtual PC 2007でWindows Vistaを動作させたところ

Virtual PC 2007は、Windows上に仮想的なAT互換機環境を作り出すソフトです。
その仮想環境に、Windows Vistaをはじめとして、AT互換機用のOSをインストールして動作させることができます。

複数のOSを使い分けたい場合、一台のパソコンに複数のOSをインストールしておいて、起動時に切り替えて使う方法もあります。
ただ、これだとOSを切り替えるごとに再起動することが必要です。
一方、Virtual PC 2007なら、普段使っているOSの上で、別の動作も平行して動作させることができる点が便利です。

Virtual PC 2007はマイクロソフトのサイトで無償で提供されています。
当方ではWindows XP Professionalにインストールしていますが、Windows VistaのBusinessやUltimateにインストールすることもできます。
「Vistaをメインにしたいが、Windows XPでないと動作しないソフトがある」というような場合にも、Virtual PC 2007を使うと便利です。

ただし、Virtual PCの仮想環境は、あくまでも仮想的なもので、パソコンのハードウェアの性能をフルに生かすことはできません。
たとえば、USBに接続されているプリンタ等の機器は認識しません。
また、仮想環境はその性質上動きが重めですので、マシンのパワーが十分にないと厳しいです。
これらの点には注意する必要があります。