Windows Vista用のWindowsヘルプファイルビューアが公開

マイクロソフトから、Windows Vista用に、Windowsヘルプファイル(拡張子が.hlpのファイル)を表示するためのビューアが公開されました。

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Windowsのアプリケーションには、ヘルプを表示する機能があります。
現在の多くのアプリケーションでは、HTMLをベースにしたヘルプ(拡張子が.chmのファイル)が使われています。

一方、以前のWndowsでは、Windowsヘルプファイル(拡張子が.hlpのファイル)が使われていました。
Windows XPには、Windowsヘルプファイルのビューア(winhlp32.exe)が入っていて、従来のWindowsヘルプファイルを開くことができます。
しかし、Windows Vistaでは、Windowsヘルプファイルは標準ではサポートされなくなりました。
そのため、古いソフトでヘルプを見ようとすると、ヘルプが表示されないことが起こり得ます。

Windows Vistaにアップグレードしたために、ヘルプが表示されなくなったアプリケーションが出た場合は、今回公開されたWindowsヘルプファイルビューアをインストールすれば表示されるようになるはずです。

ちなみに、Windows 3.1や95の頃に、私はWindwosヘルプファイルの作成法の本を書いたことがありました。
もう10年以上も前のことで、今となっては懐かしいです。