日経平均株価17,000円回復なるか

先週末の日経平均株価の終値は16,914.31円でした。
終値で16,900円台をつけたのは、今年の5月10日以来およそ7ヶ月ぶりです。

↓2006年の日経平均株価の動き
2006年の日経平均株価の動き

今年の日経平均株価は、4月7日に終値で17563.37円の最高値をつけたあと、6月にかけて急落し、一時は14,000円割れ寸前まで下がりました。
しかし、その後は徐々に回復してきています。

世界的な株高や、為替が円安ドル高気味に振れていること、また外国人投資家が日本株を買ってきたことなどが、最近の日経平均株価の上昇の要因です。
これらの状況に変化がなければ、17,000円台回復や、今年の最高値の更新も見えてきそうな状況になってきました。
ただ、このところの上昇のペースが速いことや、日銀が年内に金利を上げるかもしれないということが、懸念材料としてあります。

昨年まで3年連続で、日経平均株価の年足は陽線でした(年初の始値より年末の終値が高い)。
今年の年初の始値は16294.65円でしたので、このままのペースで行けば、今年の年足も陽線になりそうです。
4年連続の陽線となれば、1980年代後半のバブル期以来のことになります。
ちなみに、バブル期には1978年から1989年まで12年連続で陽線でした。