「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」の続編にあたり、PHP組み込みの関数や、独自の関数を作る方法などを解説します。
Kindle本で、定価400円です。
エントリーの複数回折りたたみ(その3)
エントリーの複数回折りたたみの最終回として、「並列折りたたみ」と「直列折りたたみ」を解説します。
1.並列折りたたみ
エントリーの中に複数の折りたたみを入れ、それぞれの箇所の開閉を自由に変えられるようにすることを、「並列折りたたみ」と呼ぶことにします。
以下のようなイメージです。
1つ目の折りたたみ部分です。
2つ目の折りたたみ部分です。
このようにする場合は、折りたたみ部分のdivタグと、開閉のaタグを交互に入れます。
上の例だと、以下のようにタグを組んでいます。
黒字が1つ目の折りたたみ部分に対応し、赤字が2つ目の折りたたみ部分に対応します。
<div id="mfold_1_1" class="multifold"> <p>1つ目の折りたたみ部分です。</p> </div> <p><a id="mfold_1_1_c" href="javascript:void(multifold('mfold_1_1'));">1つ目の折りたたみを開く</a></p> <div id="mfold_1_2" class="multifold"> <p>2つ目の折りたたみ部分です。</p> </div> <p><a id="mfold_1_2_c" href="javascript:void(multifold('mfold_1_2'));">2つ目の折りたたみを開く</a></p>
2.直列折りたたみ
折りたたみ部分の中にさらに折りたたみ部分を入れて、外側の折りたたみを開かないと、内側の折りたたみを開けないようにすることも考えられます。
このような折りたたみを、「直列折りたたみ」と呼ぶことにします。
以下のようなイメージです。
このようにするには、外側の折りたたみ部分(<div>~</div>)の中に、内側の折りたたみ部分を入れます。
例えば、上の例の場合だと、以下のようにタグを組んでいます。
黒字が外側の折りたたみに対応し、赤字が内側の折りたたみに対応しています。
<div id="mfold_2_1" class="multifold"> <p>外側の折りたたみ部分です。</p> <div id="mfold_2_2" class="multifold"> <p>内側の折りたたみ部分です。</p> </div> <p><a id="mfold_2_2_c" href="javascript:void(multifold('mfold_2_2'));">内側の折りたたみを開く</a></p> </div> <p><a id="mfold_2_1_c" href="javascript:void(multifold('mfold_2_1'));">外側の折りたたみを開く</a></p>