2ヵ月ごとの押し目

先週の日本の株式市場は、株価が大きく振れる展開になりました。
14日(水曜日)には、日経平均株価が高値で15,885円をつけましたが、その後急落して、終値は15,173円でした。
株価が急激に上がっていた反動や、アメリカの利上げ打ち止め観測で急激に円高が進んだことなどが、株価が下落した原因です。

今年の後半の日経平均株価の動きを見てみると、8月、10月、そして今回の12月と、およそ2ヵ月後とに押し目がきています。
また、8月/10月ともに、25日移動平均線を若干割り込んだあたりで下落が止まって反発しています。

↓今年の後半の日経平均株価の動き
今年の後半の日経平均株価の動き

現在の25日移動平均線は、15,000円近くまで上昇しています。
10月と同じような動きが繰り返されるとすれば、あと1~2週間もみ合って、日経平均株価は15,000円弱ぐらいまで下落して、その後に反発すると思われます。

ただ、これから年末になるにつれて、売買が細りやすくなり、それによって株価の動きが荒っぽくなることも考えられます。