日経平均株価14,000円突破

今日の日経平均株価は、14、075.96円で引けました。
2001年5月23日以来、約4年半ぶりの14,000円台をつけました。

2001年以降の日経平均株価の動き

2001年4月末に小泉政権が誕生した直後に、日経平均株価は一時的に14,000円を超えました。
しかし、その後は構造改革政策によってデフレが悪化し、2003年4月には日経平均株価は7,600円台まで下落しました。
そこから2年半をかけて、ようやく元の水準まで戻ってきたことになります。

バブル崩壊後の株価の動きを見ると、政策によって株価が大きく影響を受けていることが分かります。
現在は、改革期待で株価が伸びています。したがって、その期待が裏切られるようなことがあると、株価は再び下落することになるでしょう。
また、かつての橋本政権時代には、景気がよくなりかけたところで消費税増税を行ったために、景気が急激に冷え込んで株価も暴落するというミスもありました。

このところ増税論議が盛んですが、増税に耐えうるほど、日本の景気は回復したとは言えないと思います。
かつてと同じ失敗が起こらないように、世の中の動きに注視していく必要があります。