β値で値動きの良い銘柄を探す

衆議院の解散総選挙を境にして、株価の動きが好調です(先週は落ち込みましたが)。
市場全体が上昇していれば、個別銘柄も総じて上昇傾向になりやすいです。
ただ、銘柄によって、市場平均よりも良いパフォーマンスを出すものもあれば、そうでないものもあります。

株価上昇を狙って株を買うなら、市場平均よりも値動きの良い銘柄を探したいところではないでしょうか。
そのようなときに便利な指標として、「β」があります。

βは、市場平均に対する、個々の銘柄の値動きの度合いを表します。
β=1の銘柄は、市場平均と同じ値動きをしていることを意味します。また、β>1の銘柄は、市場平均よりも大きな値動きをしていることを意味します。逆に、β<1の銘柄は、市場平均より値動きが小さいことを意味します。
例えばβ=1.5の銘柄の場合、市場平均が10%上昇すると、その銘柄は15%(=10%×1.5)上昇します。
したがって、βが大きい銘柄を探せば、値動きの良い銘柄を見つけられることになります。

ただし、βは通常はこれまでの株価の動きから計算しますので、「これまでの値動きの度合い」を示します。
今後もその値動きが継続するとは限りませんので、その点には注意が必要です。

ネット証券には「スクリーニング」というサービスがあるところもあります。
スクリーニングは、条件を指定して銘柄を検索する機能です。
この機能を使い、βの高い順に銘柄を並べて表示するようにすれば、値動きの良い銘柄を簡単に探すことができます。

また、トレーダーズ・ウェブというサイトでは、無料でスクリーニングのサービスが提供されていて、βで銘柄を検索することができます。

ちなみに、最近のβを調べてみると、銀行株のβが高くなっています。一方、電機関係や情報通信関係はβが低いです。

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