「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。
Blog Parts Changer Ver.2(その1):スクリプト本体の設置
先日のエントリーで「Blog Parts Changer Ver.2」を予告しましたが、一通り出来上がりましたので、公開したいと思います。
設置例は、こちらのページにあります。
設置してみたい方は、一度ご覧になってみてください。
設置の手順は、大きく分けると以下の3段階になります。
1.Blog Parts Changer Ver.2本体の設置
2.Blogパーツ表示用タグと切り替え用リンクの設置
3.各Blogパーツの表示用モジュールの設置
今回は、上記の1.の「Blog Parts Changer Ver.2本体の設置」を紹介します。
●1.Blog Parts Changer Ver.2本体のスクリプトの設置
以下のリンクをクリックして、Blog Parts Chager Ver.2のスクリプトを表示させます。
Blog Parts Chager Ver.2のスクリプト
そして、表示されたスクリプトをすべてコピーして、Blogのテンプレートの中で、Blogパーツを表示したい位置に追加します。
なお、スクリプトの先頭にある「・・・charset="○○○"」の部分は、お使いのBlogの文字コードに合わせて変えます。
例えば、文字コードがutf-8になっているBlogなら、「・・・charset="utf-8"」とします。
●2.BlogパーツのIDを設定
1.のスクリプトは、ご自分の環境に合わせて変更する箇所があります。
スクリプトの先頭の方に、「各ブロックに表示するBlogパーツのID」等の部分がありますが、そこを書き換えます。
まず、「各ブロックに表示するBlogパーツのID」の部分に、表示したいBlogパーツのID(後述)を設定します。
Blog Parts Changer Ver.2では、Blogパーツをグループに分けて、ブロックごとに表示することができます。
例えば、BlogPetは1つ目のブロックに表示し、メロは2つ目のブロックに表示する、といったことができます。
「Array(・・・)」の行が複数ありますが、1行が1つのブロックに対応します。
各行の括弧の中に、各ブロックに表示するBlogパーツのIDを入れていきます。
BlogパーツのIDは、以下の表から選びます。
Blogパーツ | ID |
---|---|
BlogPet | 1000~1999 |
メロ | 2000~2999 |
マクパペット | 3000~3999 |
タグふれんず | 4000 |
ハーボット | 5000 |
さすらいペット | 6000 |
ケロール(Yahoo) | 7000 |
ケロール(asahi.com) | 7001 |
ケロール(カラーセラピー) | 7002 |
占いモンキーなび(タイプ1) | 8000 |
占いモンキーなび(タイプ2) | 8001 |
占いモンキーなび(タイプ3) | 8002 |
占いモンキーなび(タイプ4) | 8003 |
トラックバックピープル | 9000~9999 |
ネコ温度計 | 10000 |
なお、BlogPet/メロ/マクパペット/トラックバックピープルは、複数設置することもできます。
その場合、1番目のIDが「XXX0」、2番目が「XXX1」、3番目が「XXX2」・・・のようにIDを振っていきます。
例えば、以下のようにしたいとしましょう。
・1つ目のブロックには、BlogPetを5種類とも表示する
・2つ目のブロックには、メロを3種類とも表示する
・3つ目のブロックには、さすらいペットとケロール(Yahoo)を表示する
この場合、「各ブロックに表示するBlogパーツのID」の部分を以下のようにします。
var bpc2_parts_ids = Array( Array(1000,1001,1002,1003,1004), Array(2000,2001,2002), Array(6000,7000) );
なお、ブロックの数を増やしたり減らしたりしたい場合は、ブロックの数だけ、「Array(・・・)」の行を入れてください。
そして、最後の「Array(・・・)」以外では、行末に区切りの「,」を入れてください。
●3.各ブロックに最初に表示するBlogパーツを指定
次に、スクリプトの「各ブロックに最初に表示するBlogパーツの番号」の部分を指定します。
「・・・ Array(○, ○, ○);」の「○」に、各ブロックに最初に表示するBlogパーツの番号を入れます。
番号は、各ブロックの1番目のBlogパーツが0、2番目が1、・・・というようになります。
また、番号として「-1」を指定すると、そのブロックのBlogパーツの中からどれか1つがランダムに選ばれます。
例えば、以下のように表示したいとします。
・1番目のブロックでは1番目のBlogパーツを表示する
・2番目のブロックでは2番目のBlogパーツを表示する
・3番目のブロックではBlogパーツをランダムに選んで表示する
この場合、「各ブロックに最初に表示するBlogパーツの番号」の部分を以下のように書きます。
var bpc2_first = Array(0, 1, -1);
●4.Blogパーツの表示間隔の設定
次に、スクリプトの「各ブロックのランダム表示の表示間隔」の部分で、各ブロックの表示間隔を秒単位で指定します。
なお、表示間隔を0にすると、そのブロックはランダム表示しなくなります。
例えば、以下のように表示したいとします。
・1番目のブロックでは30秒間隔でランダム表示する
・2番目のブロックでは60秒間隔でランダム表示する
・3番目のブロックではランダム表示しない
この場合、「各ブロックのランダム表示の表示間隔」の部分を以下のように書きます。
var bpc2_interval = Array(30, 60, 0);
●5.ランダム表示オン/オフの初期状態の設定
ランダム表示のオン/オフは、ページ表示中にも切り替えられるようにすることができます。
そこで、スクリプトの「各ブロックのランダム表示の初期状態」で、ページを開いた時点での各ブロックのランダム表示のオン/オフを指定します。
ランダム表示をオンにするなら1、オフにするなら0を指定します。
例えば、1番目と2番目のブロックではランダム表示をオンにし、3番目のブロックではオフにする場合は、「各ブロックのランダム表示の初期状態」のところを以下のように書きます。
var bpc2_is_random = Array(1, 1, 0);