高配当銘柄の株価が順調

日本の株式市場はこの1年ほど一進一退の動きを続けていますが、そのような中で高配当銘柄の株価が比較的堅調に推移しています。
配当の年利回りが2~3%程度になる株もあり、預貯金の金利がほとんど0である中で、高配当銘柄の人気が高まって、株価が上昇しているわけです。

高配当銘柄の代表格として電力株があります。
電力株は配当利回りが比較的高く(現状で2%~2.3%程度)、また倒産する可能性はほとんどないので、配当をもらい続ける銘柄としてはもってこいです。
電力株の株価も堅調で、この1年でじわじわと値上がりしています。
例えば、東京電力は1年で約10%値上がりしています。東北電力にいたっては、1年で30%を超える値上がりになっています。

また、昭和シェル石油や東燃ゼネラル石油も高配当銘柄としてそこそこ知られていますが、どちらもこの1年で20%程度値上がりしています。

低金利が続く中で、高配当銘柄の人気は続きそうです。
ただ、いくら高配当でも、業績の裏付けがない銘柄は、買うのは危険です。
配当の良し悪しだけでなく、業績もチェックすることをお勧めします。