ワンチップMSX

アスキーのサイトを見ていると、「1チップMSX」というものを見つけました。

1チップMSXのページはこちら

「MSX」は今から二十年近く前に登場したパソコンの統一規格で、アスキーとマイクロソフトが提唱したものです。
その当時は、MSX対応のパソコンが各社から販売され、そこそこのヒットになっていました。
ファミコンのように、ROMカートリッジを装着していろいろなソフトを使うことができ、ゲームソフトを中心にソフトも結構出ていました。
その当時、私は中学生でしたが、パソコンショップの店頭でMSXもよく触っていたものです。

しかし、MSXはホビー用途が主なパソコンであり、パソコンがビジネスにも使われるようになるにつれて、MSXは進化が止まり、自然消滅するような形になりました。
ただ、今でもMSXのファンは多く、関連のサイトもいくつかあります。

そのMSXを1チップのLSIに集積したものが、「1チップMSX」です。
PS/2キーボードとテレビを接続すれば、実際に使うことができます。
現状はMSX1相当ですが、チップはプログラミング可能なものになっていて、将来的にはMSX2相当にバージョンアップすることも検討されているそうです。

予価は19,800円で、8月20日までに5,000台以上の注文があれば製品化されるそうです。
また、5,000台を超えて予約があった場合は、先着10,000台で予約は締め切りになります。
ちょっとノスタルジーに浸るのに良いかも知れません。