Microsoftがスパイウェア駆除ソフトのβ版をリリース

パソコンユーザーのプライバシーを脅かすソフトの1つとして、「スパイウェア」があります。

スパイウェアは、ユーザーの個人情報をこっそりと収集して、スパイウェアの作成会社等にその情報を送信するソフトです。
ユーザーの趣味に合った広告を表示したりするために、使われていることがよくあります。
何らかのソフトをインストールすると、スパイウェアが一緒にインストールされる、ということがあります。

スパイウェアはウィルスのように目だった破壊活動をするわけではなく、またバックグラウンドで動作しているので、存在に気づかないことが多いです。
しかし、知らないうちに個人情報が収集されているというのは、自分のプライバシーを守るという観点からは、見過ごすことはできません。

スパイウェアを駆除するソフトはいくつかあります。例えば、ワクチンソフトの「ウィルスバスター2005」にも、スパイウェア駆除機能があります。
このような中、Microsoftから「Windows AntiSpyware」というソフトのβ版が発表されました。
元記事はこちら

マイクロソフトがスパイウェアをリリースするとなると、ウィルスバスター等と競争になりますので、今後の動向に注目したいです。

なお、「Windows AntiSpyware」英語版のみのリリースですが、筆者の環境(Windows XP SP2)にインストールしたところ、特に問題なく動作しました。
また、β版ですので、もしインストールされるのであれば、自己責任でお願いします。