日経平均株価15,000円割れ

昨日(2014年8月8日)の日経平均株価の終値は、前日比454.00円安の14,778.37円でした。
7月31日の高値15,759.66円から約1,000円値下がりしています。

ウクライナ、イラク、イスラエルなど、このところ海外情勢が緊迫化しています。
その影響で、アメリカの株価が下落しています。

ニューヨークダウは7月16日に終値での史上最高値(17,138.20ドル)を付けましたが、そこから下落傾向です。
特に、8月に入ってからの下落幅が大きいです。

日経平均株価も、7月31日にここ数か月での高値を付けましたが、そこから下落が始まりました。
また昨日は、アメリカのオバマ大統領がイラクへの空爆を限定的に承認したというニュースがありました。
そのニュースが出るまではじりじりと下がる感じでしたが、ニュースが出た後には下げがきつくなりました。

ただ、市場全体の過熱度を示す騰落レシオで見ると、6月24日に164.0%を付けて以来、下落が続いていました。
8月8日の時点で78.0%まで下がり、底と言われる70%に近づいています。
日経平均株価に影響が大きい銘柄と、そうでない銘柄との間で、二極化が起こっていると考えられます。
短期的には、日経平均株価への影響が少ない銘柄は、そろそろ買い時が来そうな感じです。