富岡製糸場が世界遺産入りほぼ確定

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群馬県富岡市にある富岡製糸場は、それを中心に「富岡製糸場と絹産業遺産群」として、世界遺産入りを目指していました。
この富岡製糸場が、ユネスコにより「世界遺産に登録することがふさわしい」と勧告され、6月にも世界遺産入りすることになりました。

富岡製糸場は、明治維新後の日本の近代工業化に大きな役割を果たしました。
各地の製糸場に技術を伝えるための教育施設的なところで、多くの工女が富岡製糸場で技術を学び、各地の製糸場に広めていきました。

明示26年に民間に払い下げられた後も、昭和62年まで操業を続けました。
そして、現在でも多くの施設がほぼそのままの形で保存されています。
この保存状態の良さが、世界遺産入りする大きなポイントになりました。

世界遺産入りが報じられたことで、昨日は普段の3倍近い観光客が訪れたとのことです。
また、Webサイトを見る人も増え、この記事を書いた時点ではつながりにくい状態になっています。

富岡製糸場に車で行くには、上信越自動車道の冨岡インターから一般道で10分程度です。
また電車で行く場合は、上信電鉄の上州富岡駅から徒歩10分程度です。
付近は道路があまり広くなく、車で行くと渋滞もありますので、その点はご注意ください。


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