イベントカレンダープラグイン(その10・FullCalendarのカスタマイズ)

イベントカレンダープラグインでは、MTEventCalendarJSタグのモディファイアで、FullCalendarでのカレンダー表示を幾分カスタマイズすることができます。

1.カレンダーの高さの指定

カレンダー全体の高さを指定するには「height="高さ"」のようなモディファイアを指定します。
例えば、「height="1000"」とすると、カレンダーの高さが1000ピクセルになります。
ただし、スタイルシートとの兼ね合いで、指定した通りの高さぴったりにはならない場合があります。

2.週単位/日単位のカレンダーの表示

MTEventCalendarJSタグの標準の表示では、FullCalendarは月単位で表示されます。
viewモディファイアを指定すると、週単位や日単位に変えることもできます。
指定できる値は以下の通りです。

指定する値カレンダーの表示
month月単位(viewモディファイアを指定しない場合と同じ)
basicWeek週単位で、それぞれの日のイベントを単純に並べて表示(FullCalendar本家のデモ)
agendaWeek週単位で、それぞれの日のイベントを時間帯に応じて表示(FullCalendar本家のデモ)
basicDay日単位で、イベントを単純に並べて表示(FullCalendar本家のデモ)
agendaWeek日単位で、イベントを時間帯に応じて表示(FullCalendar本家のデモ)

3.時間帯の区切り方の指定

viewモディファイアでagendaWeekまたはagendaDayを指定した場合、標準では30分単位のカレンダーになります。
この単位を変えるには、「slot_minutes="分"」のようなモディファイアを指定します。
例えば、「slot_minutes="15"」とすると、15分単位のカレンダーになります。

4.表示する時間帯の指定

viewモディファイアでagendaWeekまたはagendaDayを指定した場合、標準では0時~24時のすべての時間帯のカレンダーが表示されます。
表示する時間帯を指定したい場合、「min_time」と「max_time」というモディファイアを指定します。
例えば、「mintime="10" maxtime="18"」のモディファイアを指定すると、10時~18時のカレンダーになります。