Facebookがアプリ用のクラウドを提供(その1)

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Facebookアプリを公開するには、そのためのサーバーが必要になります。
すでにレンタルサーバー等を利用しているなら良いですが、そうでないならサーバーを用意することが必要になり、やや面倒です。
また、10月1日からはSSL必須になりますので、そのための対応も必要です。

そこで、Facebookが「Heroku」と提携し、Facebookアプリ用のクラウドを提供することを始めました。
最小構成のクラウドなら、無料で使うことができます。
また、SSLにも対応しています。

今日は、Herokuの利用を始めるところまでの手順を紹介します。

Facebook and Heroku: an even easier way to get started(Facebookの開発者ブログ)

1.クラウドのプロバイダを選ぶ

アプリの管理画面に接続すると、「Cloud Services」という項目が新たに追加されています。
ここで「Get Started」のボタンをクリックします。

「Get Started」をクリックする

次に、クラウドのプロバイダを選ぶ状態になります。
本記事執筆時点では、Herokuのみ選ぶことができます。

クラウドのプロバイダとしてHerokuを選ぶ

なお、今後はHeroku以外のクラウドとも提携していくようです。

2.開発言語を選ぶ

次に、アプリの開発言語を選びます。
PHP/Node.js/Python/Rubyから選ぶことができます。

開発言語を選ぶ

ここまでが終わると、自分のメールアドレスに、Herokuで開発を始める際の手順がメールで送られてきます。
そのメールにあるアドレスに接続して、Herokuのパスワードを決めてアカウントを作ります。

Herokuのアカウントを作る

3.サンプルアプリを開く

Herokuに登録すると、アプリの設定の「Cloud Services」の箇所に、クラウドのアドレスが表示されます。
また、サンプルアプリのソースコードが自動的にインストールされた状態になっています。
Webブラウザでクラウドのアドレスに接続すると、サンプルのアプリを開くことができます。

サンプルアプリのページ