国民年金保険料が4月から月15,100円に

2010年4月から、国民年金の保険料が月440円引き上げられ、月15,100円になります。

国民年金は、20歳~60歳の国民すべてが加入する公的年金です。
第1号被保険者(自営業などの方)は、国民年金の保険料を自分で納付します。
なお、第2号被保険者(会社員等)は、厚生年金等の保険料に、国民年金分が含まれているという考え方になっています。

国民年金の保険料は、2005年4月までは、月額13,300円でした。
その後、年金制度の改正に伴って、法律上は2017年まで毎年280円ずつ引き上げることになっています。
ただ、実際には物価変動が加味されていて、引き上げ額は一定ではありません。

2010年4月からの保険料は、法律上は月14,980円です。
この金額に、物価変動分の係数(1.008)を掛けて、15,100円になります。

なお、現金支払いで1年分前納すると、保険料が年額で3,220円安くなる制度があります。
4月1日~4月30日が受付期間なので、保険料を少しでも節約したい方は、前納を利用してみてはどうでしょうか。

また、月払いでも、口座振替なら保険料が月々50円安くなる制度があります。
こちらはいつでも申込できます。