「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」の続編にあたり、PHP組み込みの関数や、独自の関数を作る方法などを解説します。
Kindle本で、定価400円です。
MTでPerlを学ぶ(その10・真偽の判断)
「MTでPerlを学ぶ」の第10回をお送りします。
今回は、「if ($x) { ・・・ }」のように、比較演算子を使っていないif文の意味を解説します。
1.真偽に応じて処理を変える
if文では比較の演算子を使うことが多いですが、比較の演算子を使わないで、以下のように書くこともよくあります。
if ($x) { 各種の処理 }
この場合、変数$xの値が「真」とみなせる値であれば、ブロック内(各種の処理)が実行されます。
一方、変数$xの値が「偽」とみなせる値であれば、ブロック内は実行されません。
2.Perlでの「真」と「偽」
Perlでは、以下の値は「偽」とみなされます。
- 数値の0
- 長さ0の文字列
- 文字の「0」
- 未定義値
逆に、上記以外の値は、すべて「真」とみなされます。
3.真偽の確認
以下のプログラムで、変数$xに代入する値を変えてみて、真/偽のどちらが表示されるかを確認してみてください。
$x = 0; if ($x) { print "$xは真です"; } else { print "$xは偽です"; }