大納会

今日(12月30日)は、今年最後の株式の取引日(大納会)でした。
今日の日経平均株価の終値は、前日比112.39円高の8859.56円でした。

今年は金融危機が拡大し、激動の一年になりました。
10月には日経平均株価が一時7,000円を割り込み、26年ぶりの安値をつけました。
しばらくの間は、株価が乱高下して、先が読めない展開でした。

その後は徐々に落ち着きを取り戻し、10月の安値と比較すると、30%弱上昇しています。
しかし、年初の日経平均株価は15,000円を超えていて、それと比較すると40%強もの激しい下落になりました。

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アメリカでは、自動車大手3社(ビッグスリー)が破綻の危機に瀕しています。
今のところ首の皮一枚でつながっている状況で、来年には破綻してしまう恐れもあります。
もし破綻となれば、金融危機が一段と深刻になり、株価も大幅下落することが予想されます。

また、ビッグスリーの破綻が回避できるとしても、景気後退はまだしばらく続きそうです。
来年の株価の動きも、調整色が強いものになりそうです。