メールフォームプラグインV2.0・その20(サイドバー用Ajaxメールフォーム・MT標準テンプレートセット用)

メールフォームプラグインでは、メールフォームをサイドバーに設置して、Ajaxでメール送信を行うようにすることもできます。

Movable Type標準テンプレートセット用に、サイドバー用のメールフォームのテンプレートセットを作りました。
そのインストール手順を紹介します。

なお、メールフォームプラグインは、すでにインストール済みであるものとします。

1.テンプレートセットのダウンロードとインストール

サイドバー用メールフォームのテンプレートセットは、以下からダウンロードすることができます。

MailFormSidebarMT_2_00.zip

ダウンロードしたファイルを解凍すると、「plugins」というフォルダができます。
このフォルダを、Movable Typeの「plugins」ディレクトリにアップロードします。

2.テンプレートのインストール

次に、こちらの記事の手順に沿って、サイドバー用のメールフォームのテンプレートセットをインストールします。
テンプレートのインストールの画面の「テンプレートセット」の欄では、「Movable Type標準テンプレートセット用(サイドバー用)」を選びます。

また、メールフォームの出力ファイル名は任意です。
後でこのファイル名を使いますので、メモしておいてください。

↓「Movable Type標準テンプレート用(サイドバー用)」を選ぶ
mailformv2_20_1.png

2.メールフォームの設定

次に、こちらの記事の手順に従って、メールフォームの設定を行います。
メールフォームのテンプレートの再構築も行い、ファイルが出力されていることを確認しておきます。

3.ウィジェットの作成

Movable Type 4.1の標準テンプレートセットでは、サイドバーの各項目はウィジェットで管理するようになっています。
そこで、メールフォームのウィジェットを作成して、ウィジェットセットに組み込むようにします。

まず、ウィジェットを新規作成し、名前を「メールフォーム」にします。
また、テンプレートの内容として、以下を入力します。
「メールフォームの出力ファイル名」には、手順1.でメモしておいたファイル名を指定します。

<$MTInclude file="メールフォームの出力ファイル名"$>

たとえば、出力ファイル名を「mailform.html」にした場合、ウィジェットの内容を以下のようにします。

<$MTInclude file="mailform.html"$>

↓ウィジェットの作成
mailformv2_20_2.png

また、ブログをPHP化している場合、ウィジェットの内容を以下のようにして、PHPでメールフォームを各ページに組み込むようにすることもできます。

<?php include('<$MTBlogSitePath$>メールフォームの出力ファイル名'); ?>

4.ウィジェットセットへの組み込み

次に、今作ったウィジェットを、ウィジェットセットに組み込みます。
カラムの構成に応じて、「2カラムのサイドバー」等の中から適切なウィジェットセットを選び、そこに「メールフォーム」のウィジェットを組み込みます。

↓「メールフォーム」のウィジェットをウィジェットセットに組み込む
mailformv2_20_3.png

5.ブログの再構築

最後に、ブログ全体を再構築します。
ブログの各ページのサイドバーにメールフォームが表示されていることを確認し、またそこからメールを送信することができることを確認します。