前橋市長選で現職が勝利

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昨日(2月17日)に、こちら群馬県前橋市では市長選挙が行われました。
そして、現職の高木政夫氏が僅差で再選を果たしました。

昨年夏に群馬県では知事選が行われました。
その時には、保守系無所属現職の小寺氏に、自民党新人の大沢氏と、保守系無所属新人の山本氏が争いを挑みました。
その結果、無党派層の票が小寺氏と山本氏に割れ、組織力で勝る自民党が勝利を得ました。

今回の市長選も、保守系無所属現職(民主・社民支持)の高木氏に、自民党新人(自民・公明推薦)の金子氏が挑むという構図で、前回の知事選を再現するかのような戦いでした。
その結果、高木氏が66,006票、金子氏が60,102票と僅差で高木氏が当選し、自民党は連勝を逃しました。

群馬県は自民党王国ですが、前橋は県庁所在地であり、地方部ほどは自民党は強くありません。
そのような土地柄からか、前回の知事選挙でも、前橋市では小寺氏の方が得票が多かったです。
今回の選挙もその流れを引き継いだと言えそうです。

もっとも、前述したように得票差は少なく、これまでの市政に満足していない人も多いのではないかと思われます。
例えば、これまでも市の中心部を活性化させようとていろいろと事業をやっていましたが、いまいちぱっとしない印象がありました。
もっと思い切ったことができる人が出てきて欲しいように思いました。