エントリーの関連付けを行うプラグイン(MT4専用版・その1)

「エントリーの関連付けを行うプラグイン」のMT4専用版を公開します。
このプラグインは、エントリーどうしを関連付けて、それぞれのエントリーに、関連するエントリーの一覧を表示できるようにするものです。

今日はインストール手順を解説します。

1.旧版の削除

拙著「ブログ簡単パワーアップ Movable Type スーパーカスタマイズテクニック」で公開している旧版のプラグインをお使いの方は、まずそれを削除します。
MTのディレクトリの中にある以下のファイルを削除します。

  • mt-related-entries.cgi
  • plugins/RelatedEntries.pl
  • extlib/FJ/RelatedEntries.pm
  • extlib/FJ/RelatedEntriesSub.pm
  • tmpl/rel_entries.tmpl

2.ダウンロードとインストール

以下のリンクをクリックすると、プラグインをダウンロードすることができます。

RelatedEntries_1_20.zip

プラグインの継続的な開発やサポートのために、プラグインをご利用された方は、ドネーション(寄付)を行っていただけると幸いです。
ドネーションの方法は、こちらのページをご参照ください。

また、このプラグインの他にも、いくつかのプラグインを配布しています。
配布中のプラグインは、Movable Type Plugin Directoryのページをご参照ください。

Movable Typeのプラグイン開発等のドキュメント「Movable Type Developer's Guide Volume 1」も販売しています。
ご自分でプラグインを作ってみたい方に、ぜひお勧めしたい一冊です。
詳細は特設ページをご覧ください。

ダウンロードが終わったら、ファイルを解凍します。
すると、「RelatedEntries」というフォルダができますので、そのフォルダごと、MTのpluginsディレクトリにアップロードします(pluginsディレクトリの中にRelatedEntriesディレクトリができるようにします)。

なお、今回のバージョンでは、Movable Typeのプラグイン多言語対応機能を使っています。
そのため、アップロードする際には、ファイルの文字コードを変えないようにします。

3.初期設定

アップロードが出来たら、初期設定を行います。
設定は個々のBlogで行います。

Blogのメニューで「設定」→「プラグイン」をクリックし、プラグインの一覧を表示します。
すると、プラグイン一覧の中に「Related Entries」がありますので、「設定を表示」のリンクをクリックして、設定を開きます。

このプラグインでは、あるBlogのエントリーから、同一MT内の他のBlogのエントリーにも関連付けを行うことができます。
関連付け対象のエントリーを一覧表示する際に、対象のBlogを選ぶことができます。
その対象のBlogの初期値を、「関連付けるブログの初期値」の箇所で指定します。
Ctrlキーを押しながらBlogの名前をクリックすることで、複数のBlogを選択することもできます。

また、関連先のエントリーを選ぶ際に、1ページに表示するエントリーの件数を指定することもできます。

設定が終わったら、「変更を保存」のボタンをクリックして、設定を保存します。

↓設定画面の例
設定画面の例