お知らせ

Movable Type 5実践テクニック2010年3月26日

Movable Type 5実践テクニック」が発売されました。
実際的なWebサイト製作事例を通して、テーマと複数ブログ活用を中心に、Movable Type 5の実践的な使いこなし方を解説しています。
Movable Typeでサイト制作をされている皆様はぜひお買い求めください。

他にも多数書籍を執筆しています。
こちらもぜひご覧ください。

あなたのBlogに迫る「続けられなくなるかも」という危機

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Twitterのログを経由して、以下の記事にたどり着きました。

藤シローさんの「maclalalaweblog」:「突然ですが・・・」より

[困ったことが起きました]

ブログを続けられなくなりそうだ。

当ブログが利用している TypePad から、つぎのような通知があった。

*      *      *

突然の通知

「お客様の先月分ご利用の転送量につきまして、残念ながらご利用のアカウントで規定されております転送量を超えてご利用頂いている事が判明いたしました。・・・

規定の転送量を超えてご利用頂いた場合、転送量に見合ったプランへ移行をお願いしております。

つきましては、大変恐縮ではございますが、今月(2007年6月)も規定の転送量を超えてご利用頂いた場合には、転送量に見合ったプランへご変更頂くようお願い申し上げます。」

皆様のBlogにも、このような問題が起こる可能性があります。
記事が多いBlogや、読者数の多いBlogほど、危機に近い状況です。

1.転送量の問題

藤シローさんのBlogのように、転送量が問題になって、Blogを続けるのに支障が出ることがあり得ます。

「転送量」というのは、WebブラウザとWebサーバーの間の通信データの量です。
誰かがBlogを読みにくれば、その際に通信が発生しますので、それによって転送量が増えます。

読者が多くなれば、それに比例して転送量が増えていくことになります。
また、読者がさほど多くなくても、画像をたくさん貼り付けているBlogなど、1ページ当たりのデータ量が多ければ、転送量も多くなります。

藤シローさんのBlogは、Mac関連の情報を紹介しているものです。
内容が濃いので、各分野の過去の記事を読むために、カテゴリーアーカイブページを訪れる読者も結構いらっしゃるのではないかと思われます。

ところが、カテゴリーアーカイブページには、それぞれのカテゴリーのすべての記事が表示されるようになっています。
その上、多くの記事には写真も貼り付けられています。
そのため、カテゴリーアーカイブページにアクセスがあると、一度に数MB~数十MBの転送量が発生するものと思われます。
多くの読者がカテゴリーアーカイブページにアクセスすれば、転送量がかなり大きくなる可能性が十分にあります。

転送量を減らすには、各ページのサイズをなるべく小さくすることが考えられます。
例えば、以下のような手法を取ることができます。

  • 1.記事に写真を入れる際には、写真のサムネールを入れておいて、それがクリックされたときに元の写真が表示されるようにする。
  • 2.記事を見出しと本文に分けて、メインページやアーカイブページには見出しだけを表示するようにし、本文は個々の記事のページに表示するようにする。
  • 3.2.のようにした上で、見出しには写真等のサイズの大きなデータは入れない。
  • 4.アーカイブページは記事数件ずつで分割するようにする。

上記の1.は自分で対処することができます。
また、2.や3.もたいていのBlogのシステムなら対処できます。
しかし、4.はBlogのシステムに依存する問題で、レンタルBlogサービスでは自力で解決することはできないことがあります。

2.再構築とサーバーの負荷の問題

このところ、いくつかのBlogで「再構築」について取り上げられています。

Blogでは、ページの雛形(テンプレート)にデータを当てはめて、個々のページを出力しています。
データに変化があったり(例えば、コメントがついたときなど)、テンプレートを書き換えたりしたときには、ページの内容が変化しますので、ページを作り直す必要があります。
この「ページを作り直す作業」が「再構築」です。

再構築の方式として、以下の2通りがあります。

  • あらかじめ再構築行って、HTMLファイルに保存しておく(静的再構築)
  • 読者がページにアクセスしてきた時点でそのページを再構築し、結果をWebブラウザに送信する(動的再構築)

静的再構築の場合、読者がアクセスするのは、あらかじめ作られているファイルです。
読者がページにアクセスしたときには、Webサーバーはファイルを読み出してWebブラウザに送信するだけで済みます。
そのため、サーバーにかかる負荷が小さいというメリットがあります。

一方、テンプレートを書き換えるなど、Blog全般に影響がおよぶ変更を行った場合、すべてのページを再構築し直す必要が生じます。
記事が少ないうちは良いですが、記事が数百件にもなると、再構築に数分~数十分も時間がかかります。
テンプレートのカスタマイズが好きな方にとっては、これはかなり厳しい問題です。

一方、動的再構築であれば、テンプレートを書き換えたとしても、ページをすべて再構築し直す必要はありません。
したがって、Blogを管理する側にとって手軽というメリットがあります。

しかし、ページにアクセスがあるたびに再構築が行われ、データベースへのアクセスなどの処理が行われるので、Webサーバーの負荷が大きくなります。
アクセス数が多くなると、Webサーバーに負荷がかかりすぎて、ページが表示されなくなったり、サーバーがダウンしたりする可能性があります。
また、サーバーが非力だったり、テンプレートが複雑だったりすると、再構築にそれなりに時間がかかりますので、ページの表示に時間がかかることがあります。
そうなると、Blogの読者から「重い」と評価されることになってしまいます。

このようなことから、静的/動的のどちらの方法を取るにしても、記事が多くなり、また読者が多くなれば、Blogの運営に支障が出やすくなってきます。

3.お金や技術で解決できるが・・・

転送量にしても、再構築にしても、お金をかければある程度は解決することができます。
自分専用の強力なサーバーを立てて、太い回線で接続すれば、よほどのBlogでない限り、転送量の問題は解決するでしょう。
強力なサーバーなら、高い負荷にも耐えやすいです。

また、技術力があれば、問題が起こることを抑えることも可能です。
転送量の問題は、前述したように、ページの作り方を工夫することである程度抑えることができます。
また、再構築の問題も、ページを細かくキャッシュすることなどで、負荷を抑え、読者に対する負担もほとんどかけずに、自分の使い勝手もある程度は両立させることができます。

しかし、お金をかけたり、技術で解決したりすることは、誰にでもできることではありません。
むしろ、それができるのはごく一部の人でしょう。

最初にあげた藤シローさんも、Blogサービスの運営会社から、個人向けコースからビジネス向けコースへの乗り換えを求められたとのことです。
しかし、Blogで収益を上げているわけでもなく、乗り換えは無理ということです。

Blogが流行し始めてから、数年が過ぎました。
中には、記事が数千件にも上り、またアクセスが1日に数千件にも上るBlogもあります。
そのようなBlogほど、「続けられなくなるかも」という危機が迫っていると言えます。

特に、レンタルBlogを使っている方は、無料であることや、手軽にできることから、レンタルBlogを選択されたと思います。
そのような方によって、お金や技術がないとBlogを続けられない状況は、致命的だと言えるでしょう。

ただ、レンタルBlogの業者も、ボランティアでやっているわけではありません。
負荷の問題など、業者側が技術でカバーできる点は、ある程度はカバーすると思います。
しかし、それだけで済まない点については、藤シローさんの例のように、業者がBlogの著者に対して「相応の負担」を求めるようになる可能性は否定できません。

これからは、「コストを負担してでもBlogを続けるか、それともBlogを辞めるか」という選択を迫られる人が、徐々に増えてくるのかも知れません。

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No.1 日下部理恵 : PHPのメモリ消費制限設定

こんにちは、お世話になっています。

 私が経験したことですが、レンタルサーバーに地元のお祭り関連の動画ファイルをアップして、ブログの記事からリンク張っていたのですが、サーバーの「250GB以下/時間」の転送量に引っかかって、サーバーが止められた経験があります。ちょっと、無茶なことをしてしまいました。

 最近経験したことですが、 Movable Type で作っているブログの他に WordPress で作っているブログもあるのですが、この WordPress の方のブログが、ある日突然「サーバー負荷対策として導入しているPHPのメモリ消費制限設定」により、WordPress の管理画面(ダッシュボード)に入ることが出来なくなりました。レンタルサーバー会社会社に問い合わせて初めて「PHPのメモリ消費制限設定」のことを知りました。管理画面に入れないことを伝えて「PHPのメモリ消費制限」を緩和してもらいました。それから気を付けだしたことは、重いプラグインをたくさん入れないようにしています。必要最小限にしています。

No.2  : Re:PHPのメモリ消費制限設定

共有サーバーだと、一人の人がメモリを大量に消費するスクリプトを動作させると、他の人のスクリプトが動作しなくなることもあり、迷惑がかかります。
そのため、PHPではスクリプトが利用できるメモリを制限する設定があります。

WordPressに限らず、メモリを大量に消費したり、実行時間が長かったりするスクリプトは、サーバーの設定によっては実行禁止にされることがあります。

No.3 日下部理恵 : PHPのメモリ消費制限設定

訂正です サーバーの「250MB以下/時間」に訂正です、(^_^;)

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