リンクの挿入をより便利にするプラグイン(MT3.2/3.3対応版)

2006年8月16日

ファイルのアップロード先ディレクトリを、Movable Typeの標準的な作法に合わせました。

拙著「ブログ簡単パワーアップMovable Typeスーパーカスタマイズテクニック」の中で、「リンクの挿入をより便利にするプラグイン」を紹介しています。
このプラグインは、以下の2つの機能を持ったものです。

  • リンク先を別ウィンドウに表示する(aタグにtarget="_blank"つける)をかどうかを選ぶことができる
  • 過去のエントリーを一覧表示し、その中からリンク先を選ぶことができる

このプラグインをバージョンアップし、Movable Type 3.3に対応させました。
また、Movable Type 3.2にも対応していますので、MT3.2から3.3へバージョンアップしても、このプラグインをそのまま使うことができます。

1.旧版の削除

ブログ簡単パワーアップMovable Typeスーパーカスタマイズテクニック」のプラグインをインストールしている方は、そのファイルを削除してください。
削除するファイルは以下の通りです。

  • MT_DIR/mt-insert-link.cgi
  • MT_DIR/plugins/InsertLink.pl
  • MT_DIR/extlib/FJ/InsertLink.pm
  • MT_DIR/tmpl/cms/insert_link.tmpl
  • MT_DIR/mt-static/images/rel-link.gif

2.インストール

以下のリンクをクリックして、プラグインのファイルをダウンロードします。

InsertLink_1_14.zip

プラグインの継続的な開発やサポートのために、プラグインをご利用された方は、ドネーション(寄付)を行っていただけると幸いです。
ドネーションの方法は、こちらのページをご参照ください。

また、このプラグインの他にも、いくつかのプラグインを配布しています。
配布中のプラグインは、Movable Type Plugin Directoryのページをご参照ください。

Movable Typeのプラグイン開発等のドキュメント「Movable Type Developer's Guide Volume 1」も販売しています。
ご自分でプラグインを作ってみたい方に、ぜひお勧めしたい一冊です。
詳細は特設ページをご覧ください。

ファイルを解凍すると、「plugins」と「mt-static」の2つのフォルダができます。
これらのフォルダごと、Movable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードします(「plugins」フォルダの中身が「plugins」ディレクトリの中にアップロードされるようにし、「mt-static」フォルダの中身が「mt-static」ディレクトリの中にアップロードされるようにします)。
そして、pluginsディレクトリ→InsertLinkディレクトリの中の「mt-insert-link.cgi」のパーミッションを755などに変え、実行可能にします。

3.利用方法

エントリーの入力画面でリンク挿入ボタン(リンク挿入ボタン)をクリックすると、以下の画面のように、リンク先の表示方法を指定することができます。

↓リンク先の指定の例
リンク先の指定の例

また、通常のリンク挿入ボタンの左に、過去のエントリーへのリンクを挿入するボタンが表示されます(過去のエントリーへのリンクを挿入するボタン)。
これをクリックすると、過去のエントリーが一覧表示され、その中からリンク先を選ぶことができます。
また、リンク先の表示方法も指定することができます。

↓過去のエントリーへのリンクの例
過去のエントリーへのリンクの例

4.プラグインの設定

前述したように、リンク先の表示方法を選ぶことができますが、その規定値を設定することもできます。
また、過去のエントリーへのリンクを挿入する場合、過去のエントリーが一覧表示されますが、一度に表示する件数を指定することもできます。

各Blogの設定ページを開き、その中の「プラグイン」タブをクリックすると、Blogごとに設定できるプラグインが一覧表示されます。
その中に「InsertLink」がありますので、「設定を表示」のリンクをクリックします。

すると、通常のリンクと、過去のエントリーへのリンクのそれぞれで、リンクの表示方法の規定値を設定することができます。
また、エントリーの一覧表示の件数も指定することができます。

↓設定画面の例
設定画面の例