The blog of H.Fujimoto

Personal Computer, Financial Planning, etc...

2024年2月1日 拙作プラグインの譲渡について

拙作のMovable Typeのプラグインを、株式会社ワールドイズマインに譲渡いたしました。
長きにわたり拙作のプラグインをご愛顧いただき、ありがとうございました。

お知らせ

wpphp02.jpg

WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」の続編にあたり、PHPの「データ構造」(配列とオブジェクト)について解説します。
配列やオブジェクトは、頭の中で考えるだけでは、イメージがつかみにくいです。本書では図を多用して、配列やオブジェクトをなるべく分かりやすく解説することを心がけました。
Kindle本で、定価250円です。


以前に、セコム損保の「あんしんLリッチ」という損害保険に加入していたのですが、その満期がまもなくやってくるということで、通知が届きました。
貯蓄機能のついた傷害保険で、5年間で約10%ほどお金が増えるということでした。5年前も低金利でお金を増やせる商品が少なかったですが、その中であんしんLリッチは比較的利回りが良かったので、加入していました。

その後しばらくして、あんしんLリッチの募集はストップしていましたが、前述の通知の中に「募集を再開した」とのお知らせが入っていました。
100万円の保険料を支払うと、5年後の満期返戻金は103万5,400円になるそうです。年利回りで約0.7%という計算になります。
5年前ほど良くはないですが、今の低金利を考えれば、まずまずの利回りと言えるでしょう。

また、傷害保険ですので、死亡保障や入院給付金の保障などの機能もついています。
例えば、100万円の保険料を支払い、死亡保障と入院・通院保障の両方を付けた場合、死亡保険金は513万円、入院給付金は1日1,200円、通院給付金は1日600円になるそうです。

「掛け捨ての保険はイヤだ」という方には、1つの選択肢になると思います。
ただし、保険なので、短期で解約すると、解約返戻金は保険料を下回ります。その点には注意が必要です。

あんしんLリッチのパンフレット(PDFファイル)はこちら



服部祐民子「青虫」

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昨年に服部祐民子さんのニューアルバムが出ていたのですが、最近になってようやく買いました。

もう10年ほど前になりますが、兵庫県の実家にいた頃に、Kiss-FM(神戸のFM曲)で服部さんの曲がヘビーローテーションされていて、番組のDJも勤めていた時期がありました。
切々と歌い上げるバラードが非常に魅力的で、すぐにアルバムを買って何度も聞いたものでした。

その後も着々とアルバムをリリースし、徐々にロック色を強めたサウンドになっていきました。今回の「青虫」は6枚目のアルバムになりますが、今回のアルバムもシンプルで渋いロックを聞かせてくれます。
「聞けば聞くほど味が出てくる」というような感じです。

年々、左から右へと通り抜けるような音楽が増えていくような気がしますが、そのような時代に流されずに、自分の路線を貫いているところが良いです。皆様にもお勧めしたいと思います。

服部祐民子さんのオフィシャルサイトはこちら


PHPによるページ動的生成作戦

Movable Typeでは、エントリーを追加したりしたときには、再構築を行ってHTMLファイルをあらかじめ(静的に)作っておくことが基本になっています。
ただ、この方式だと、エントリーが増えると再構築に時間がかかるようになります。レンタルサーバーの業者では、CGIの実行時間に制限が設けられていることがあり、再構築時に時間切れになって500エラーが表示されることもあります。

mt.cfgのパラメータを調節したり、BlogをPHP化してテンプレートを部品に分けたりすることで、ある程度はこの問題への対策をすることができます。
しかし、それは抜本的対策とはいえません。根本的な対策は、静的な再構築を行わずに、ページにアクセスがあったときに動的にページを作り出すことです。

Movable Type 3.1では、動的なページ生成を行う「ダイナミック・パブリッシング」という機能があります。
ただ、ダイナミック・パブリッシングでは、既存のプラグインのうち、テンプレートタグを拡張するものが使えなくなるという致命的な弱点があります。

PHPはさまざまな処理を行うことができますが、MySQLなどのデータベースにアクセスする機能もあります。
そこで、PHPを使ってMySQLに直接にアクセスし、ページを動的に生成するようなライブラリを計画しています。

まだ作り始めた段階ですが、ダイナミック・パブリッシングとは違って、既存のテンプレートから段階的に動的生成に移行できるような仕組みにすることを考えています。
また、静的再構築と組み合わせることで、既存のプラグインも何とか利用できる形にする計画です。

なお、以下のページにアクセスすると、テスト作成中のインデックスページを表示することができます。

http://www.h-fj.com/blog/phpindex.php


スタイルシートのPHP化(その2)

前回のエントリーに続いて、スタイルシートのPHP化を紹介します。

前回のエントリーでは、PHP化したスタイルシートをHTMLファイルの中に組み込む形になっています。
しかし、linkタグを使って、スタイルシートをHTMLファイルと別ファイルにすることも多いです。

そのようにしたい場合、以下のような手順を取ります。


スタイルシートのPHP化(その1)

Blogをはじめとして、スタイルシートを使ってWebページをデザインすることが多くなってきました。

スタイルシートを作っていると、「ある箇所を変更すると、それに連動して他の箇所も変更する」ということがよくあります。
例えば、以下のようなスタイルシートを考えてみてください。幅700ピクセルの「container」の中に、幅200ピクセルの「left」と、幅500ピクセルの「contents」を、2段組で配置することを想定しています。

<style type="text/css">
<!--
#container { width : 700px; }
#left      { width : 200px; float : left; }
#contents  { width : 500px; float : left; }
-->
</style>


ここで、「left」の幅を100ピクセル増やして、300ピクセルに変えるとしましょう。すると、それに連動して、「container」の幅も100ピクセル増やすことが必要になります。
ただ、このような変更は、忘れたり間違えたりすることも多いです。それが原因で、Webページの表示が意図しないものになることも、よくあることです。

このような問題は、スタイルシートをPHPで出力することで、解決することができます。ある変更が他の箇所に影響する場合は、それらの箇所をすべてPHPのスクリプトで出力するようにすればOKです。
例えば、先程の例の場合だと、幅を出力する部分を、以下のようにPHPのスクリプトに置き換えます。

<?php
$left_width = 200;
$contents_width = 500;
$container_width = $left_width + $contents_width;
?>
<style type="text/css">
<!--
#container { width : <?php print($container_width); ?>px; }
#left      { width : <?php print($left_width); ?>px; float : left; }
#contents  { width : <?php print($contents_width); ?>px; float : left; }
-->
</style>


この状態で、「left」の幅を300ピクセルに変える場合、「$left_width = 200;」の文を「$left_width = 300;」に変えます。
「container」の幅($container_width)は、「$container_width = $left_width + $contents_width;」の文で計算していますので、$left_widthを変更することで、$container_widthにも変更が反映されることになります。

スタイルシートが出来上がるまでにはいろいろと試行錯誤が必要ですが、上記のようにスタイルシートをPHP化することで、完成までの時間を短縮することができると思います。
また、1つのスタイルシートをベースにして、スクリプトで場合分けをして、複数のスタイルシートを作り出すようなことも考えられます。


アクセス上昇中

BlogPeopleのトップページに接続して何気なく見ていたところ、人気上昇中サイトの中に、当方のBlogが入っているのに気づきました。

アクセス上昇中

「BlogPetランダム表示JavaScript」などでアクセスが増えたのが原因ではないかと思いますが、アクセスが上がってきたのは喜ばしいことです。
お読みいただいた皆様には、心より感謝したいと思います。


ニュースによると、ライブドアがニッポン放送の株の50%(議決権ベース)を確保したそうです。

元記事はこちら

ニッポン放送対ライブドアの戦いは混乱が続いていますが、ライブドアが50%超の議決権を確保したことで、ライブドアがまた一歩優位に立ったことになります。
ライブドアがニッポン放送を買収することができたとして、その後の事業展開が今ひとつ見えてこない面がありますが、ライブドアはそこをもっと具体的にはっきりさせる必要があるでしょう。

新株予約権の裁判や、ニッポン放送側の焦土作戦など、駆け引きはまだまだ続きますが、今後の展開にも目が離せそうにありません。


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