「WordPressで学ぶPHP(4)通信編」を発売しました。
本書は、「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造編」「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」の続編にあたり、Webブラウザとサーバー(PHP)との通信と、PHPから他のサーバーに通信することについて解説します。
Data API Library for Xamarin(その6・認証)
Data API Library for Xamarinの解説その6です。
今回は認証の方法を解説します。
公開していない情報にアクセスする場合は、認証を行う必要があります。
例えば、下書き状態の記事を読み込む場合は、認証が必要です。
認証するには、Sendメソッドで「authenticate」を実行します。
この処理では、ユーザーのIDとパスワードを渡します。
パスワードはWebサービスパスワード(ユーザーの管理画面の「Webサービスパスワード」の欄に設定した値)を指定します。
ユーザーID/パスワードは、キー/値がstring型のDictionary型のオブジェクトに格納し、Sendメソッドの引数として渡します。
例えば、ユーザー名/パスワードがfoo/barの場合だと、以下のようにして認証を行うことができます。
Dictionary<string, string> param = new Dictionary<string, string> { ["username"] = "foo", ["password"] = "bar" }; JObject resp; resp = await api.Send("authenticate", param); if (resp["error"] != null) { 認証に成功したときの処理 } else { 認証に失敗したときの処理 }