Raspberry Pi Zeroを入手してみた

「5ドルのRaspberry Pi」で知られるRaspberry Pi Zeroを入手してみました。

Raspberry Piは、ワンボードのマイコンでありながら、Linuxが動作し、様々なことに利用することができます。
値段は現行モデルの「Raspberry Pi 3 Model B」が日本円で6,000円弱ぐらいで、WindowsパソコンやMacと比べれば、はるかに低価格です。

その廉価版として、2015年11月に「Raspberry Pi Zero」が発売されました。
廉価版だけに性能は抑えられていますが、これまでのRaspberry Piと互換性があります。
また、サイズが小さく(従来のRaspberry Piの約半分)、ioT等の組み込み的な使い方に向いています。

ただ、現状では生産量が少なく、日本ではまだ発売されていません。
日経Linuxの記事によると近々日本でも発売になるそうですが、いつになるか分かりません。
輸入品と思しきものがAmazonで売られていましたが、5ドルとは思えない高い値段(3,600円)が付いていました。

そこで、Raspberry Pi Zeroの海外の公式代理店の1つであるPIMORONIで買ってみました。
イギリスの企業なので金額はポンド建てになっていて、本体が3.33ポンド/送料が5ポンドで、合計8.33ポンド(日本円で1200円弱)でした。

Raspberry Pi 3 Model Bで使っていたmicro SDカードを抜き、Raspberry Pi Zeroに刺して起動したところ、問題なく起動しました(性能が低いので時間はややかかりましたが)。
Raspberry Pi 3 Model Bとは違って、WiFiやBluetoothは搭載していませんが、ちょっとした電子工作に使ったりするには十分です。
日本で発売されれば、人気になるのではないかと思います。