日経平均株価が7営業日ぶりに上昇

今日の日経平均株価の終値は、前日比496.67円の17,715.63円でした。
昨年末(2015年12月30日)以来、7営業日ぶりに前日比で上昇になりました。

中国市場の混乱や、原油安、さらにはサウジアラビアとイランの断交など、マクロ的に複数の悪材料が重なりました。
これらの影響で世界同時株安になり、特に日本市場は下げがきつくなりました。
年初から6営業日連続して下落したのは、第二次大戦後に東証が再開して以来では初めてのことだそうです。

昨日はヨーロッパやアメリカの市場が上昇しました。
また、中国市場も落ち着いていました。
ここまでの下げがきつかった分、今日の東京市場は反動で大きな上昇になりました。

昨日、市場全体の過熱度を示す騰落レシオが、57.8%まで落ち込みました。
騰落レシオが50%台をつけたのは、2012年6月4日以来およそ3年半ぶりです。
過去10年で見ても、50%台まで下がったことはわずか6回しかありません。
昨日が目先の底になった可能性があります。

とはいえ、あと1~2週間は乱高下がありそうです。
しばらくの間は市場の動きに注目する必要があります。