「WordPressで学ぶPHP(4)通信編」を発売しました。
本書は、「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造編」「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」の続編にあたり、Webブラウザとサーバー(PHP)との通信と、PHPから他のサーバーに通信することについて解説します。
Data APIで記事にアイテムを割り当てる
MTQに、「Data APIを使って記事にアイテムを割り当てたい」という質問が上がっていました。
この質問に答えます。
記事にアイテムを割り当てる機能は、Data APIのバージョン2(Movable Type 6.1以降)で追加されました。
JavaScript SDKを使う場合だと、createEntryメソッドやupdateEntryメソッドで、記事にアイテムを割り当ることができます。
変数apiにData APIのオブジェクトを割り当てているものとします。
また、ログインの処理は済んでいるものとします。
この場合、記事を作成するとともにアイテムを割り当てるには、以下のようなコードを実行します。
var entry = {
assets: [
{ id: アイテム1のID },
{ id: アイテム2のID },
・・・
{ id: アイテムnのID }
],
その他のフィールドに保存する値
};
api.createEntry(サイトID, entry, function(response) {
実行結果に対する処理
});
また、既存の記事にアイテムを割り当てる場合は、以下のようなコードを実行します。
var entry = {
assets: [
{ id: アイテム1のID },
{ id: アイテム2のID },
・・・
{ id: アイテムnのID }
],
その他のフィールドに保存する値
};
api.updateEntry(サイトID, 記事のID, entry, function(response) {
実行結果に対する処理
});
例えば、IDが1番のウェブサイトで、IDが10番の記事に対して、IDが100番と101番のアイテムを割り当てるとします。
また、記事の他のフィールドは更新しないとします。
この場合、以下のようなコードを実行します。
var entry = {
assets: [
{ id: 100 },
{ id: 101 }
]
};
api.updateEntry(1, 10, entry, function(response) {
実行結果に対する処理
});
