FreeLayoutCustomFieldプラグイン1.10β1

FreeLayoutCustomFieldプラグイン拡張パックの開発に合わせて、FreeLayoutCustomFieldプラグイン本体も1.10にバージョンアップし、機能をいくつか追加しました。
そのβ1を公開します。

1.バージョン1.0xからアップデートする場合の注意事項

バージョン1.0xからアップデートする場合、アップデートの際に、フリーレイアウト型のカスタムフィールドの全データに情報を追加します。
アップグレードが途中で止まるなどの不測の事態に備えて、データベースを必ずバックアップしておいてください。
また、バックアップからMT環境を復元できることも確認しておいてください。
バックアップしていなかった場合のデータの破損については、当方では責任を負うことができません。

2.インストール

プラグインは以下からダウンロードします。

FreeLayoutCustomField_1_10b1.zip

ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、「plugins」と「mt-static」のフォルダができます。
これらのフォルダと、Movable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードします。

バージョン1.0xからアップデートする場合、アップロード後に初めてMovable Typeにログインする際に、データベースのアップデートの処理があります。
Movable Typeにログインすると、アップデートが実行されます。

3.ユーザーインターフェースの改良

フィールドのオプションとして「multiple: 1」を設定し、グループやユニットを複数回追加できるようにしたときに、従来はグループ/ユニットが縦に並んで表示されました。
これに加えて、グループ/ユニットをタブまたはアコーディオンで切り替えることもできます。

グループ/ユニットをタブ/アコーディオンで切り替える

上記画面のサンプルテーマは、以下からダウンロードすることができます。

flcf_tab_accordion_1_00.zip

Zipファイルを解凍すると、「themes」というフォルダができます。
このフォルダをMovable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードすると、「タブとアコーディオンの例」というサンプルテーマを使える状態になります。

4.バリデーション/自動置換

フリーレイアウト型のフィールドに入力した値に対して、独自のバリデーションルールを設定することができます。
また、入力された値を自動的に置換することもできます(例:全角英数字を半角に置換)。
バリデーション/自動置換の方法は、テンプレートタグで書くことができます。

バリデーションの例

上記画面のサンプルテーマは、以下からダウンロードすることができます。

flcf_validation_1_00.zip

Zipファイルを解凍すると、「themes」というフォルダができます。
このフォルダをMovable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードすると、「バリデーションの例」というサンプルテーマを使える状態になります。

5.テンプレートタグの追加

以下のテンプレートタグを追加しました。

  • MTFLCFCount
  • MTFLCFOptions
  • MTFLCFIfOptionGroup
  • MTFLCFIfOptionSelected
  • MTFLCFValidate
  • MTFLCFValidateError
  • MTFLCFSetValue

6.拡張パックとの協調動作

FreeLayoutCustomFieldプラグイン拡張パックもインストールすると、以下のフィールドを利用できるようになります。

  • スピナー(数値入力)
  • 色選択
  • 複数選択ドロップダウン
  • リッチテキスト
  • 行数可変の表
  • Googleマップ(GoogleMapsCustomFieldプラグインを併用)

拡張パックのβ版は明日公開する予定です。