「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」が発売されました。
「WordPressで学ぶPHP」シリーズの第1巻で、WordPressを通してPHPを学んでいく本です。
この本では、PHPの基本となる変数と制御構造について解説します。
Kindle本で、定価500円です。
FreeLayoutCustomFieldプラグイン1.10β1
FreeLayoutCustomFieldプラグイン拡張パックの開発に合わせて、FreeLayoutCustomFieldプラグイン本体も1.10にバージョンアップし、機能をいくつか追加しました。
そのβ1を公開します。
1.バージョン1.0xからアップデートする場合の注意事項
バージョン1.0xからアップデートする場合、アップデートの際に、フリーレイアウト型のカスタムフィールドの全データに情報を追加します。
アップグレードが途中で止まるなどの不測の事態に備えて、データベースを必ずバックアップしておいてください。
また、バックアップからMT環境を復元できることも確認しておいてください。
バックアップしていなかった場合のデータの破損については、当方では責任を負うことができません。
2.インストール
プラグインは以下からダウンロードします。
FreeLayoutCustomField_1_10b1.zip
ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、「plugins」と「mt-static」のフォルダができます。
これらのフォルダと、Movable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードします。
バージョン1.0xからアップデートする場合、アップロード後に初めてMovable Typeにログインする際に、データベースのアップデートの処理があります。
Movable Typeにログインすると、アップデートが実行されます。
3.ユーザーインターフェースの改良
フィールドのオプションとして「multiple: 1」を設定し、グループやユニットを複数回追加できるようにしたときに、従来はグループ/ユニットが縦に並んで表示されました。
これに加えて、グループ/ユニットをタブまたはアコーディオンで切り替えることもできます。
上記画面のサンプルテーマは、以下からダウンロードすることができます。
Zipファイルを解凍すると、「themes」というフォルダができます。
このフォルダをMovable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードすると、「タブとアコーディオンの例」というサンプルテーマを使える状態になります。
4.バリデーション/自動置換
フリーレイアウト型のフィールドに入力した値に対して、独自のバリデーションルールを設定することができます。
また、入力された値を自動的に置換することもできます(例:全角英数字を半角に置換)。
バリデーション/自動置換の方法は、テンプレートタグで書くことができます。
上記画面のサンプルテーマは、以下からダウンロードすることができます。
Zipファイルを解凍すると、「themes」というフォルダができます。
このフォルダをMovable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードすると、「バリデーションの例」というサンプルテーマを使える状態になります。
5.テンプレートタグの追加
以下のテンプレートタグを追加しました。
- MTFLCFCount
- MTFLCFOptions
- MTFLCFIfOptionGroup
- MTFLCFIfOptionSelected
- MTFLCFValidate
- MTFLCFValidateError
- MTFLCFSetValue
6.拡張パックとの協調動作
FreeLayoutCustomFieldプラグイン拡張パックもインストールすると、以下のフィールドを利用できるようになります。
- スピナー(数値入力)
- 色選択
- 複数選択ドロップダウン
- リッチテキスト
- 行数可変の表
- Googleマップ(GoogleMapsCustomFieldプラグインを併用)
拡張パックのβ版は明日公開する予定です。