「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」が発売されました。
「WordPressで学ぶPHP」シリーズの第1巻で、WordPressを通してPHPを学んでいく本です。
この本では、PHPの基本となる変数と制御構造について解説します。
Kindle本で、定価500円です。
イベントカレンダープラグイン(その15・アーカイブページの出力1)
かなり間が空きましたが、イベントカレンダープラグインの使い方の続きです。
今日から数回に分けて、イベントのアーカイブページを出力する方法を解説します。
今日は、準備作業について述べます。
1.基本的な考え方
イベントカレンダープラグインでは、イベントのアーカイブページを静的に再構築する機能はありません。
アーカイブページにユーザーが訪問するたびに、動的に出力するようにします。
動的な出力には、拙作のRealtimeRebuildプラグイン等を使います。
アーカイブの年月をURLのパラメータとして渡し、それをMTPastEventEntries等のテンプレートタグのモディファイアに指定して、アーカイブページを出力します。
2.プラグインのインストール
前述したように、RealtimeRebuildプラグインをはじめとして、以下の各プラグインが必要です。
プラグインをダウンロードしてインストールします。
3.イベントアーカイブ用のテンプレートモジュールの作成
プラグインをインストールしたら、Movable Typeにログインし、イベントアーカイブページを出力するために、テンプレートモジュールを新規作成して保存します。
テンプレートモジュールの内容は、今の時点ではまだ入力しません(具体的な内容は後の回で解説します)。
4.テンプレートモジュールのリアルタイム再構築を許可
次に、手順3で作成したテンプレートモジュールを、リアルタイム再構築できるようにします。
手順は以下の通りです。
- 対象のブログ(またはウェブサイト)で「ツール」→「プラグイン」メニューを選び、プラグイン一覧のページを開きます。
- RealtimeRebuildプラグインの設定を開きます。
- 「再構築を許可するテンプレート」の一覧の中で、手順3で作成したテンプレートモジュールのチェックをオンにします。
- 「変更を保存」ボタンをクリックして、プラグインの設定を保存します。