「WordPressで学ぶPHP(4)通信編」を発売しました。
本書は、「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造編」「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」の続編にあたり、Webブラウザとサーバー(PHP)との通信と、PHPから他のサーバーに通信することについて解説します。
Perl版ダイナミックパブリッシング(一部改良)
Perl版ダイナミックパブリッシングに対して、「テンプレートの中で、ページのアクセス元のIPアドレスを得たい」という要望を受けました。
この点を改良したバージョンを公開します。
なお、この改良が不要な方は、バージョンアップする必要はありません。
1.アップグレードの手順
プラグインは以下からダウンロードします。
ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、「plugins」のフォルダができます。
このフォルダを、Movable Typeのインストール先ディレクトリにアップロードします。
その後、Movable Typeにログインし、ダイナミックパブリッシングを使うブログ(またはウェブサイト)で、ダイナミックパブリッシングの初期化の作業を行います。
手順は以下の通りです。
- 「ツール」→「プラグイン」メニューを選びます。
- プラグインの一覧で「Dynamic Publishing by Perl」の設定を開き、「初期化する」のリンクをクリックします。
2.IPアドレスを得る
以下の2つの方法があります。
2-1.PHPでIPアドレスを得る
Perl版ダイナミックでは、再構築した結果をPHPで処理してから出力します。
そのため、テンプレートにPHPのコードを入れることができます。
PHPの中で、「$_SERVER['X_DP_REMOTE_IP']」の変数を参照すれば、送信元のIPアドレスを得ることができます。
2-2.MTGetDPRemoteIPタグ
キャッシュをオフにしている場合に限り、「MTGetDPRemoteIP」というテンプレートタグで、IPアドレスを出力することができます。