「WordPressで学ぶPHP(3)関数編」を発売しました。
本書は「WordPressで学ぶPHP(1)変数・制御構造編」「WordPressで学ぶPHP(2)データ構造(配列・オブジェクト)編」の続編にあたり、PHP組み込みの関数や、独自の関数を作る方法などを解説します。
Kindle本で、定価400円です。
Movable Type for AWSがt2インスタンスに対応
先日、Amazon EC2にt2.microなどの新しいインスタンスタイプが追加されました。
t2インスタンスは、普段はCPUパワーをあまり必要としないものの、場合によってパワーが必要になるような案件に適しています。
このt2インスタンスに対応したMovable Type for AWSが、本日(2014年8月1日)にリリースされました。
従来のMovable Type for AWSは、仮想化方式としてPV(Paravirtual=準仮想化)を使っているインスタンスにのみ対応していました。
一方、t2インスタンスでは、仮想化の方式としてHVM(Hardware-assisted virtual machine=ハードウェア支援による完全仮想化)を使っています。
そのため、t2インスタンスではMovable Type for AWSを使うことができない状態でした。
今回追加されたMovable Type for AWSは、HVMに対応したものになります。
これによって、t2インスタンスでもMovable Type for AWSを使うことができます。
t2インスタンスは、t1インスタンスと比べて料金が安いです。
また、動作原理的にも、再構築時にCPUパワーが必要なMovable Typeに適していると言えます。
なお、既存のPV版のMovable Type for AWSから、HVM版のMovable Type for AWSに簡単に移行する機能は、残念ながら提供されません。
移行するには、レンタルサーバー間での移転と同様に、PV版でサイトのデータをバックアップし、それをHVM版に復元するという手順を取ります。
